- お役立ち情報 Q&A
- 筆界特定による「進行計画の策定」とは
筆界特定制度Q&A No.14
進行計画の策定とは
Question
筆界特定による「進行計画の策定」について教えて下さい。
Answer
筆界特定登記官は、筆界特定の申請がされた場合、直ちに申請を却下すべき事由がないと認められるときは、標準処理期間を考慮し筆界特定の手続きの進行計画を策定します。
具体的には次のような内容になります。
- 事前準備調査を完了させる時期
- 申請人、関係人に立ち会う機会を与えて対象土地について測量・実地調査を行う時期
- 意見聴取等の期日を開催する時期
- 筆界調査委員が意見書を提出する時期
- 筆界特定を行う時期
筆界特定の前提となる事実調査については、スケジュール全体に影響を与えるため効率性と迅速さが求められます。
そこで、手続きを主宰する筆界特定登記官自らが手続き当初の段階で、筆界特定のスケジュールの目安を設定すること(進行計画の策定)が重要となります。
このスケジュールを、申請人や関係人にすみやかに伝えることにより、資料や意見を早期に収集できることから、筆界特定の計画的な審理に役立つことにつながります。
筆界調査の流れ
進行計画の作成・・・・筆界特定登記官
↓
事前準備調査・・・・・補助職員
(1)基礎資料収集
(2)調査素図の作成
(3)現況等把握調査
↓
論点整理・・・・・・筆界調査委員
↓
手続費用の予納・・・申請人
↓
対象土地の特定調査・・筆界調査委員
(1)関係人等立会
(2)測量・実地調査
(3)復元測量
↓
意見聴取等の期日・・・筆界特定登記官
参考資料:「筆界特定完全実務ハンドブック」弁護士鈴木仁史著日本法令
もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
ご相談はこちらへどうぞ
あなたの土地・建物の存する地域をお選びください。
当センターに相談窓口として登録されている土地家屋調査士事務所の中から、その地域に事務所を有する 土地家屋調査士事務所 をご紹介します。
- 北海道
-
青森県
岩手県
宮城県
秋田県 山形県 福島県 -
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県 千葉県 東京都
神奈川県 -
新潟県
富山県
石川県
福井県 山梨県 長野県
岐阜県 静岡県 愛知県
三重県 -
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県 奈良県 和歌山県 -
鳥取県
島根県
岡山県
広島県 山口県 -
徳島県
香川県
愛媛県
高知県 -
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県