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2013/02/18(月)
登記・測量のQ&A 第174号 「海に突き出た土地の扱い」
土地家屋調査士の杉森広高(すぎもりひろたか)です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
プロ野球もキャンプが始まり、ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表候補選手による合宿もスタートしました。中田選手や稲葉選手に、是非頑張ってもらいたいですね・・・
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◆登記・測量のQ&A 第174号
「海に突き出た土地の扱い」
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前回は、「海・川・湖と陸地の境」について概要をお話しました。
今回は、「海に突き出た土地の扱い」について概要をお話しします。
問い
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下図のような海に突き出た土地は、権利等の扱いはどのようになるのでしょうか?
参考図1:
答え
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個人の権利や義務など、私人間の法律関係を定める法律によって認められた権利を私権といいます。
参考図1のように、海に突き出た土地の場合、私権の及ぶ範囲は「A」と考えられます。
現状では海に突き出た形になっていますが、浸食される前は通常の土地だったのではないでしょうか。
参考図2:
従来普通の陸地で普通に利用していた土地が、長い年月の間に海に接する部分が浸食され海に突き出た形になったとしても、土地利用の実態が変わらなければ、権利の範囲も変わらないと考えられます。
参考図3:
尚、利用実態や地形条件によっては、これとは違う判断になる場合もあります。
以上、海に突き出た土地の扱いについて簡単にご紹介しました。詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は「地目」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
しております。ただし、法務局等の調査が必要な場合は、登記印紙などの
実費は有料となります。(実費はおおむね5千円〜1万円程度です)
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