お役立ち情報バックナンバー
2005/03/10(木)
土地建物の悩み相談Q&A 第008号 「話し合いによる区画変更は可能か」
■■■■■登記の佐藤「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■■
こんにちは!
土地家屋調査士・行政書士の佐藤清和です。
いよいよ3月になりました。
庭の木の芽もほころんで来ました。もう花粉が飛び回っているようですね。ご存知のように今年の花粉の飛散量は昨年(少なかったようです)に比べ10〜30倍だそうです。例年比でも1.5倍〜2倍だそうなので、いずれにしてもかなり多いことは確かです。花粉症の人は早めに対応されるのがいいようです。
何かと忙しい年度末ですが、気を引き締めていきたいと思います。
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★★★★★★★3月10日の悩み相談宅急便★★★★★★2005年3月10日
★★★★★「話し合いによる区画変更は可能か」★★★★★
第8回・土地建物悩み相談Q&A
問い
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私の所有する5番の土地と、隣接するB氏の6番の土地は、形状が入り組んで不整形なため、両者話し合いによって利用しやすいように境界線を真っ直ぐにしようと思っています。
お互い合意の上で杭を打ち、境界線をはっきりしておけば登記までしなくても問題ないように思います。
わざわざ登記する必要があるのでしょうか?
答え
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法務局備え付け地図(公図)の筆界線(境界線)は、個人の意志や話合いだけで自動的に変更するものではありません。
変更したい場合は、利用しやすい区画になるように分筆登記を行い、それぞれの土地について所有権移転登記の手続を行わなければなりません。
もしこのような手続を省略していると、法務局の地図(公図)は従前のままであるため、子供が相続した後や、第三者に売買する場合、境界紛争に発展しかねません。
ですから、登記・測量の手数料が少々かかったとしても、将来に渡って権利関係を明確にしておくことが、「転ばぬ先の杖」として、緊急ではなくても非常に大切なことです。
次回は「相続した土地の場所が不明」についてです。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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★登記豆知識[地目の定め方]★
塩田:海水を引き入れて塩を採取する土地をいう。
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専任相談員 土地家屋調査士 佐藤清和
【発行責任者】 佐藤清和 Kiyokazu Satou
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2005.3. 10
参照ファイル(1)
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