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2005/02/25(金)

土地建物の悩み相談Q&A 第007号 「土地を購入したら滅失忘れ建物」

■■■■■登記の佐藤「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■■

こんにちは!
土地家屋調査士・行政書士の佐藤清和です。

まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
雪の消え間に久しぶりで黒い土が見えはじめ、長い冬もいよいよ終りに近づいてきたように思えます。


このメールは私と名刺交換していただいた方、「あなたの街の登記測量相
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★★★★★★★★2月1日の悩み相談宅急便★★★★★★2005年2月25日

★★★★★★「土地を購入したら滅失忘れ建物」★★★★★
 

第7回・土地建物悩み相談Q&A

問い
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A氏から土地を購入し、建物を新築しました。
登記をする前に、念のため法務局で登記簿を閲覧してみたところ、B氏所有の建物が登記上残っていることを発見しました。

前土地所有者A氏に問い合わせたところ、A氏の建てた古家は取り壊した時に滅失登記をしており、B氏については全く知らない人だということでした。
私はどうすればいいのでしょうか?

答え
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不動産登記法によれば、建物滅失登記は、建物が滅失した時から1ヶ月以内にその所有者が申請しなければなりません。

所有者が死亡したときは、その相続人から相続証明書を添付して申請することになっています。また、所有者が変更したときは、所有権の変更証明書を添付して新所有者から申請することも可能です。

この事例を推測すると、B氏の建物はかなり昔に取り壊したもので、土地の所有権が代々移り変わったにもかかわらず、この建物だけが登記上残ってしまったようです。

この場合、B氏の相続人がわかればいいのですが、不明な場合は土地の所有者から法務局の登記官に対して、現地調査のうえ職権によって建物登記の閉鎖をするように建物滅失申出書を提出することができます。

もし滅失登記を申請するか、滅失登記の申し出をしなければ、今後いつまでも建物登記簿に残ることになってしまいます。

次回は「話し合いによる区画変更は可能か」についてです。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

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  ★登記豆知識[地目の定め方]★
    原野:耕作の方法によらないで雑草・
       灌木類の生育する土地をいう。
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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。

今回のようなご相談は土地・建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用
下さい。

お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
しております。どうぞお気軽にご相談下さい。
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ただし、庄内地方を中心に山形県内に限定させていただきますのでよろし
くお願いします。

【発行所】
あなたの街の登記測量相談センター<庄内窓口>
専任相談員 土地家屋調査士 佐藤清和

事務所
〒998-0012 山形県酒田市下安町15-7
Tel:0234-23-2150 Fax:0234-23-3237

【発行責任者】 佐藤清和 Kiyokazu Satou
ご意見・ご感想お待ちしております:satou@to-ki.jp

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2005.2.25



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