お役立ち情報バックナンバー

2015/09/01(火)

登記・測量のQ&A NO.237「ブルーマップとは」

■■■■登記の三坂 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■

土地家屋調査士の三坂 友章(みさかともあき)です。

いつもご愛読いただきありがとうございます。

明日2日(水)午後6:30から宝塚市立男女共同参画センターで私が代表を務めるNPO法人兵庫空き家相談センターの公開勉強会「空家等対策の推進に関する特別措置法について」を開催します。
マスコミの取材も受けることになっています。
ご都合がつけば、まだ若干席が空いていますのでご参加お願いします。

このメールは私と名刺交換していただいた方、私のホームページからお役立ち情報をお申し込みいただいた方に、身近な事例として登記測量に役立つメッセージをお届けしております。
http://www.to-ki.jp/misaka/

配信の申込み・変更・解除はこちらです。
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読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしております。

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◆登記・測量のQ&A 第237号
「ブルーマップとは」
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前回は、「住居表示」について概要をお話しました。
今回は、「ブルーマップ」について概要をお話しします。


問い
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「住所」と不動産登記の「地番」が一致していないとき、ブルーマップと呼ばれる地図が役に立つと聞きました。

ブルーマップとはどのようなものなのでしょうか。


答え
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「住所」と「地番」が一致しない状態になるのは、住居表示が実施された地域です。

住居表示が実施されていない地域では、住所に不動産登記の地番が使われていますが、住居表示が実施された地域では、住所として地番が使われなくなります。

住所として地番が使われなくなっても、登記上では地番で表されることから、住居表示が実施された地域では、住所を手がかりに土地の登記情報を確認することが困難になるのです。

そんなときに役立つのが「ブルーマップ」です。

ブルーマップは、住宅地図の上に法務局備え付けの地図(公図)を重ね合わせた地図です。地図(公図)の情報が青色で記載されていることからブルーマップと呼ばれています。

通常の住宅地図には住所しか記載されていませんが、ブルーマップには法務局備え付けの地図(公図)の情報が重ねて記載されていますので、住所がわかれば、地番も知ることができます。

また、不動産の取引などで登記情報しか表示されていない場合には、地番から現地を特定することもできます。

さらに、不動産の取引に役立つ用途地域や建ぺい率などの都市計画に関する情報も併記されている地域もあります。

但し、ブルーマップが発行されている地域は限られており、ブルーマップの無い地域では、通常の住宅地図と公図情報を照らし合わせて調べることになり、非常に困難な作業が伴います。

尚、ブルーマップは株式会社ゼンリンの著作物です。詳しい情報は下記サイトをご覧ください。
 →http://www.zenrin.co.jp/product/publication/bluemap/


以上、ブルーマップについて簡単にご紹介しましたが、詳しくお知りになりたい場合は、お近くの土地家屋調査士にご相談ください。

今回はここまでです。
次回は「国土調査」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。

ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。

お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受けしております。ただし、法務局等の調査が必要な場合は、登記印紙などの実費は有料となります。(実費はおおむね5千円〜1万円程度です)
http://www.to-ki.jp/misaka/

ただし、宝塚市、西宮市、尼崎市、芦屋市、神戸市、伊丹市、川西市、三田市、猪名川町に限定させていただきますのでよろしくお願いします。

【発行所】
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┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜 
┗━━━┛三坂登記測量事務所
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┃|〒665-0866 兵庫県宝塚市星の荘3番21号
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┃|土地家屋調査士 三坂 友章
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