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2016/12/15(木)
土地建物情報宅急便 301 「地籍」
土地建物情報宅急便 301 「地籍」
■■■ 登記の畠中「土地建物情報宅急便」301 2016.12.15 ■■■
土地家屋調査士・行政書士の畠中(はたけなか)です。
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1.行政境界の変更
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2.全住協、「成年後見」で資格創設
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3.17年度税制改正大綱決まる 与党
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4.5年過ぎた戸籍付票などの除票 「廃棄方針見直しを」
県司法書士会、松山市に意見書
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ります。
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◆登記・測量のQ&A 第268号
「地籍」
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前回は、「地積」について概要をお話しました。
今回は、「地籍」について概要をお話しします。
問い
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土地に関する記録として「地籍」というものがあるそうですが、どんなも
のなのでしょうか?
答え
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人に関する情報として「戸籍」があるように、土地についても人の戸籍と
同様な「地籍(ちせき)」があります。
地籍の中身は、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目、境界の位置、面積
などです。
地籍の情報は、登記所(法務局)の登記記録や地図に表されていますが、
これらの記録の中には、明治時代の調査記録も多く、情報が正確でないこ
ともあります。
地籍が不正確なままだと、土地の境界トラブルや土地の取引、行政に関わ
る活動に支障をきたすリスクがあります。
このような不正確な地籍を正確な情報に更新するため、主に市町村が主体
となって地籍の調査が行われています。
地籍調査が行われると、その成果(地籍簿及び地籍図)は、登記所(法務
局)にも送られ、登記情報や地図が更新され、精度の高い情報に改められ
ることになります。
しかし最初の頃の地籍調査はずさんなこともあり、信用できない箇所もあ
ることも事実ですので、十分に検証することが大事になります。
地籍の情報は、固定資産税算出の基礎情報としても活用されます。
地籍の調査は、昭和26年から行われていますが、平成27年度末時点でまだ
51%しか進んでいません。特に、都市部で進捗率が低くなっています。
岡山県に関しては、岡山市が52%、倉敷市が66%、新見市が34%となって
いますが、他の市町村は軒並み100%となっており、岡山県全体では85%
(平成28年4月現在)となっており、全国有数の地籍調査実施率となって
います。
これら地籍に関する情報は、国土交通省でホームページを公開しています
ので参考にしてください。
http://www.chiseki.go.jp/
以上、「地籍」について簡単にご紹介しました。
今回はここまでです。
次回は「地積測量図」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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当事務所は登記・測量の無料相談はもちろんのこと、登記・測量が伴わな
い登記調査・現地調査も行っております。
売買予定地の要約書・公図・地積測量図等の請求、登記・現地での問題点
の調査等面倒なことも手掛けております。
また、隣地所有者から境界確認の立会要請された場合に、いっしょに立会
をしたり、アドバイスを行ったりということもお引き受けいたします。
業務内容は下記をご覧ください。
http://www.to-ki.jp/center/chosashi/gyomu.asp
報酬額の目安は下記をご覧ください。
http://www.geocities.jp/woodychosashi/housyumeyasu.html
何かございましたら、何なりとご相談ください。よろしくお願い致します。
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┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃境界測量・建物登記 畠中登記測量事務所
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