• 加賀谷朋彦土地家屋調査士事務所 トップページ
  • お役立ち情報バックナンバー

お役立ち情報バックナンバー

2009/04/01(水)

第103回「登記官とは」

■■■■登記の加賀谷「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■

こんにちは!
土地家屋調査士の加賀谷朋彦です。

今日から新年度のスタートです。
新人の気持ちで頑張りましょう。「初心忘るべからず」です。

このメールは私と名刺交換していただいた方、「かがや登記測量事務所」
http://to-ki.jp/kagaya/ からお役立ち情報をお申し込みいただいた方に、

身近な事例として登記測量に役立つメッセージをお届けしております。

配信の申込み・変更・解除はこちらです。
http://to-ki.jp/kagaya/info.html

★★★4月[第103回目]の悩み相談宅急便★★★2009.4.1
******「登記官とは」******

前回は「中間地目」についてお話ししました。
将来違う目的で使用されることが推測される土地で、現況が一時的に別の目的で利用されている場合を中間地目といい、地目変更が認められないことなどをご紹介しました。

今回は「登記官」についてお話ししましょう。


問い
──────────────────────────────
登記事項証明書や地図には「登記官」の印が押されていますが、登記官とはどのような役割の人なのでしょうか?


答え
──────────────────────────────
ご質問のように、登記所(法務局)が発行する登記事項証明書や地図には、登記官(とうきかん)の印が押されています。

登記官とは、登記に関する事務を処理する権限を持っている法務局に勤務する法務事務官(公務員)です。登記所(法務局)における事務は、すべて登記官の責任で取り扱われます。

登記官は、法務局に勤務する法務事務官の中から法務局の長が指定します。

登記官は、国民の大切な財産を扱うことから、常に公平な立場であることが求められますので、登記官又はその配偶者若しくは四親等内の親族が登記の申請人であるときは、その登記官は登記をすることができない事になっています。


以上、登記官について簡単にご紹介しましたが、
もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士におたずねください。


今回はここまでです。
次回は、「登記所」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。


尚、関係する条文を引用掲載しておきますので参考にしてください。

■不動産登記法
--------------------------------(引用:ここから)----------
第九条  登記所における事務は、登記官(登記所に勤務する法務事務官のうちから、法務局又は地方法務局の長が指定する者をいう。以下同じ。)が取り扱う。
第十条  登記官又はその配偶者若しくは四親等内の親族(配偶者又は四親等内の親族であった者を含む。以下この条において同じ。)が登記の申請人であるときは、当該登記官は、当該登記をすることができない。登記官又はその配偶者若しくは四親等内の親族が申請人を代表して申請するときも、同様とする。
--------------------------------(引用:ここまで)----------


-----------------------------------------------------------
私たち土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。
今回のようなご相談は土地建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用下
さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
しております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
http://to-ki.jp/kagaya/

【発行所】
あなたの街の登記測量相談センター
専任相談員 土地家屋調査士 加賀谷朋彦
事務所
〒320-0027宇都宮市塙田4丁目6番6号
(東和コンサルタント株式会社内)
TEL028-627-4311 FAX028-627-4447

【発行責任者】 加賀谷朋彦 かがやともひこ
ご意見・ご感想をお待ちしております。
kagaya@to-ki.jp

こちらのホームページも是非ご覧下さい。
http://www16.ocn.ne.jp/~kagaya/

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2009.4.1



| Home | 管理メニュー | メール管理 | <戻る> | かがや登記測量事
務所(東和コンサルタント株式会社内)<宇都宮>


バックナンバーリスト

2018/02/01(木) 第214回「農地転用とは」「宅地の定義」
2018/01/05(金) 第213回「換地とは」「仮換地とは」「保留地とは」
2017/12/01(金) 第212回「土地区画整理事業とは」「市街地再開発事業とは」
2017/11/01(水) 第211回「非線引き区域とは」「準都市計画区域とは」
2017/10/02(月) 第210回「都市計画区域とは」「市街化区域とは」「市街化調整区域とは」
2017/09/01(金) 第209回「国土調査とは」「地籍調査とは」
2017/08/01(火) 第208回「用途地域とは」「住居表示とは」
2017/07/01(土) 第207回「分譲マンション土地の持分」「位置指定道路とは」
2017/05/31(水) 第206回「分譲マンションの敷地はどこまでか」「マンション所有者と敷地の権利」
2017/05/01(月) 第205回「仮換地上の建物の登記」「二世帯住宅の建物登記」
2017/04/01(土) 第204回「プレハブ建物の登記」「違反建築物は登記できるか」
2017/03/01(水) 第203回「新築建物が登記可能になる時点」「ビニールハウスは登記できるか」
2017/02/01(水) 第202回「信用できる土地の境界杭」「傾斜地がある土地の境界」
2017/01/04(水) 第201回「購入した土地に滅失忘れ建物」「買った土地の面積が少ない」
2016/12/02(金) 第200回「20年前に建てた建物の登記」「相続した山林の場所探し」につい
2016/11/01(火) 第199回「宅地の慣習上の筆界」「農地の慣習上の筆界」について
2016/10/01(土) 第198回「傾斜地の筆界」「海と川と陸地の境」について」
2016/09/01(木) 第197回「国有地の払い下げを受けたとき」「筆界と所有権界」
2016/08/01(月) 第196回 「建物の区分とは」「建物の合体とは」
2016/07/01(金) 第195回「建物を分割する時」「建物の合併とは」

総数:294件 (全15頁)

前20件 |<< 2 3 4 5 6 7 8 >>| 次20件