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お役立ち情報バックナンバー

2004/09/01(水)

買った土地の面積が少ない

★★★★★「買った土地の面積が少ない」★★★★★
 


問い
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私は、家を建てようと思い、ある不動産業者の仲介で土地(220平方メートル)を購入しました。

私は土地の面積というものは、登記簿記載の面積通りであるものと思っ
ていましたし、境界杭も入っていたので特に改めて測量をして、その面
積による契約(実測精算)をせずに登記簿面積による契約をしてしまっ
たのです。

ところが家を建てる段になり、建築業者から面積が登記簿より9平方メ
ートル少ないと言われました。今から減額請求することは不可能でしょ
うが、今後のためにも登記簿の面積を実際の面積に訂正していおきたい
のですがどうすれば良いのでしょうか。





答え
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境界杭が入っているからといって、登記簿面積と実際の面積が一致して
るとは限りません。むしろ多少の違いがあることが多いようです。

その理由としては、

1、元々の面積が測量誤差で違っていた。

2、途中で分筆登記したときに求積ミスがあった。

3、境界石が移動した。

等いろいろなことが考えられますが、いずれにしても大ざっぱな測量で
はなく土地家屋調査士に依頼し、正確な測量図を求め検討してみること
が必要です。

さらに登記簿面積を正しい面積に直す登記(地積更正登記)としておけ
ば、将来の境界紛争を未然に防ぐ手だてにもなることでしょう。




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 ┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
 ┃\_/┃土地の境界測量・建物新築登記の専門家
 ┗━━━┛土地家屋調査士 守 田 靖 昭
        
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