お役立ち情報バックナンバー
2010/09/30(木)
「土地家屋調査士とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「土地家屋調査士とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
問い
────────────────────────────────
土地家屋調査士は、不動産を取り扱う資格者である事はわかりますが、
そもそもどんな業務を行っているのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)は、他人の依頼を受けて、
土地や建物といった不動産が、
・どこにあるのか
・どのような形状・面積なのか
・どのような用途に使われているのか
などを調査・測量し、必要な図面や書類を作成し、不動産の表示に
関する登記の申請手続などを行う専門家です。
土地や建物の事を「不動産」と呼びます。
不動産は国民の大切な財産ですので、その取引が安全で円滑に進めら
れるよう「不動産登記制度」が定められています。
不動産登記制度は、国民の所有する不動産に関する情報を登記簿に載
せ、一般に公開することによって、だれにでもその情報がわかるよう
にするとともに、不動産の取引が安全で円滑に進められるようにする
制度です。
不動産登記には、「表示に関する登記」と「権利に関する登記」の
2種類の情報が掲載されています。
■表示に関する登記
「土地や建物がどこにどれぐらいあるのか?」を知ることができる情
報、つまり、土地や建物の位置や面積、用途等を登記簿上に明らかに
するもので、権利に関する登記の前提となります。
■権利に関する登記
「その土地や建物には、だれがどのような権利をもっているのか?」
といった、その不動産に係る権利の種類・内容、権利の移転・変更に
関する情報を登記するものです。
上記のうち「表示に関する登記」に必要な業務を行うのが土地家屋
調査士というわけです。
バックナンバーリスト
2009/02/10(火) 「建物の合併とは?」
2009/01/10(土) 「建物を分割する時」
2008/12/24(水) 「建物を取り壊した時」
2008/12/08(月) 「建物を増築・改築した時」
2008/11/19(水) 「建物を新築した時」
2008/11/09(日) 「家屋番号とは?」
2008/10/20(月) 「建物の構造とは?」
2008/09/28(日) 「建物の種類とは?」
2008/09/07(日) 「用途地域って何?」
2008/08/13(水) 「敷地権って何?」
2008/07/14(月) 「区分建物」
2008/05/26(月) 「主たる建物と附属建物」
2008/03/26(水) 「登記できない建物」
2008/03/11(火) 「床面積に含まれない部分」
2008/02/11(月) 「建物の床面積はどうやって測るの?」
2008/01/04(金) 「土地の面積はどうやって測るの?」
2007/11/07(水) 「住居表示って何?」
2007/09/03(月) 「法定外公共物って何?」
2007/07/31(火) 「境界標って何?」
2007/07/07(土) 「境界確定図って何?」