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2008/11/01(土)
第94回「学校用地とは」
■■■■登記の加賀谷「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■
こんにちは!
土地家屋調査士の加賀谷朋彦です。
今年も残すところ、あと2ヶ月になりました。
だいぶ寒くなりましたが、11月は天気の良い日が多いと思います。天気のいい日は外に出て、できるだけ体を動かしましょう。
このメールは私と名刺交換していただいた方、「かがや登記測量事務所」
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★★★11月[第94回目]の悩み相談宅急便★★★2008.11.1
******「学校用地とは」******
前回は地目の「畑」についてお話ししました。
畑とは、農耕地で用水を利用しないで耕作する土地の事で、栽培される作物の種類には制限がく、「田」以外の農耕地は全て「畑」であるということができることなどをご紹介しました。
今回は「学校用地」についてお話ししましょう。
問い
──────────────────────────────
土地の登記記録に記載される地目についておたずねします。
「学校用地」とはどのような土地を指すのでしょうか?
答え
──────────────────────────────
土地の登記記録に記載されている地目は、土地をその利用状況によって区分したもので、法律によって23種類が定められています。
その法律によると、学校用地(がっこうようち)は、
「校舎,附属施設の敷地及び運動場」
となっています。(不動産登記事務取扱手続準則 第68条4号)
学校の校舎や運動場、体育館や図書館などの附属設備の敷地は、全て「学校用地」として取り扱います。
この場合の学校とは、学校教育法に定められている、小学校、中学校、高等学校、大学、高等専門学校、中等教育学校、盲学校、聾学校、養護学校、幼稚園を指します。
また、学校教育法が適用される、専修学校、各種学校の敷地についても、学校用地として扱うことができますが、学校教育法が適用されない学習塾などの建物の敷地は、学校用地として扱うことはできません。
さらに
、学校の付属施設でも、学校から離れた場所にある附属の農場や演習林は、その利用状況により地目を定めるものとされています。
以上、地目の学校用地について簡単にご紹介しましたが、
実際には、地目が学校用地であるかどうかの判断にはかなりの困難を伴う場合があります。
もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士に
おたずねください。
今回はここまでです。
次回は、地目の「鉄道用地」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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私たち土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。
今回のようなご相談は土地建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用下
さい。
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専任相談員 土地家屋調査士 加賀谷朋彦
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【発行責任者】 加賀谷朋彦 かがやともひこ
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2008.11.1
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