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2008/10/15(水)

第93回「畑とは」

■■■■登記の加賀谷「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■

こんにちは!
土地家屋調査士の加賀谷朋彦です。

秋もいよいお本番、朝晩めっきり寒くなりました。虫の音もか細くなってきたようです。ところで、この時期、日本酒の「ひやおろし」が店頭に並んでいます。今のところ、栃木県の酒蔵から出ているそれを次から次に見つけてきて楽しんでいます。
秋の夜長、「ひやおろし」をチビチビいくのも良いですよ。

このメールは私と名刺交換していただいた方、「かがや登記測量事務所」
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★★★10月[第93回目]の悩み相談宅急便★★★2008.10.15
******「畑とは」******

前回は地目の「田」についてお話ししました。
田とは、農耕地で用水を利用して耕作する土地の事で、栽培される作物の種類には制限がないことなどをご紹介しました。

今回は「畑」についてお話ししましょう。


問い
──────────────────────────────
土地の登記記録に記載される地目についておたずねします。
「畑」とはどのような土地を指すのでしょうか?


答え
──────────────────────────────
土地の登記記録に記載されている地目は、土地をその利用状況によって区分したもので、法律によって23種類が定められています。

その法律によると、畑(はたけ)は、
「農耕地で用水を利用しないで耕作する土地」
となっています。(不動産登記事務取扱手続準則 第68条2号)

田の場合と同様に栽培される作物の種類には制限がなく、用水を用いる「田」以外の農耕地は全て「畑」である、ということができます。
具体的には、下記のような土地を畑として扱います。

・野菜、麦、いも、豆などを栽培する畑
・草花、煙草、綿、芝、牧草などの栽培地
・りんご、梨、桃、ブドウ、みかんなどの果樹の栽培地
・茶葉、養蚕用の桑、植林用の苗木を栽培する土地

その作物を育てるのに、土地を耕したり、肥料を与えたり、除草その他の管理を行う場合で、用水を利用しない事がポイントです。

以上、地目の畑について簡単にご紹介しましたが、
実際には、地目が畑であるかどうかの判断にはかなりの困難を伴う場合があります。

もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士に
おたずねください。


今回はここまでです。
次回は、地目の「学校用地」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。


-----------------------------------------------------------
私たち土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。
今回のようなご相談は土地建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用下
さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
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どうぞお気軽にご相談下さい。
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【発行所】
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専任相談員 土地家屋調査士 加賀谷朋彦
事務所
〒320-0027宇都宮市塙田4丁目6番6号
(東和コンサルタント株式会社内)
TEL028-627-4311 FAX028-627-4447

【発行責任者】 加賀谷朋彦 かがやともひこ
ご意見・ご感想をお待ちしております。
kagaya@to-ki.jp

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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2008.10.15



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