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2008/05/01(木)
第82回「慣習上の筆界(3)」
■■■■登記の加賀谷「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■
こんにちは!
土地家屋調査士の加賀谷朋彦です。
先週、中善寺湖畔の「ホテル四季彩」で支部総会があり、宿泊してまいりました。あいにくの雨でしたが、夕食に出た、シロキの芽(こしあぶら)の天ぷら、タケノコのさしみ等に舌鼓をうち、味の方で春を楽しんでまいりました。
今日から5月、皆さんもこれからいろんな春を楽しんでください。
このメールは私と名刺交換していただいた方、「かがや登記測量事務所」
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★★★5月[第82回目]の悩み相談宅急便★★★2008.5.1
******「慣習上の筆界(3)」」******
前回は「慣習上の筆界(2)」についてお話ししました。
擁壁下に側溝がない場合は、擁壁の基礎の外側。
擁壁下に側溝がある場合には、擁壁下の下端。
でしたね。
今回は「慣習上の筆界(3)」についてお話ししましょう。
問い
──────────────────────────────
農地での慣習上の筆界にはどのようなものがあるのでしょうか?
答え
──────────────────────────────
農地の慣習上の筆界は、おおむね次の通りです。
(1)高低差のない農地間に畦畔がある場合
落し水がないときは、畦畔の中央。
落し水があるときには、水を落とす側の畦畔尻。
参考図1:
(2)高低差がある農地間に畦畔がある場合
傾斜がおおむね15度以上のときは、畦畔尻。
傾斜がおおむね15度以下のときには、畦畔の中央。
参考図2:
(3)階段畑(田)の場合
傾斜地の法尻。
参考図3:
以上、農地の慣習上の筆界について、代表的な例を簡単にご紹介しました。
実際には、これとは違う場合も数多く存在しますので、詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は「地番とは?」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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私たち土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。
今回のようなご相談は土地建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用下
さい。
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専任相談員 土地家屋調査士 加賀谷朋彦
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〒320-0027宇都宮市塙田4丁目6番6号
(東和コンサルタント株式会社内)
TEL028-627-4311 FAX028-627-4447
【発行責任者】 加賀谷朋彦 かがやともひこ
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2008.5.1
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