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2009/07/01(水)

第109回「筆界特定制度とは」

■■■■登記の加賀谷「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■

こんにちは!
土地家屋調査士の加賀谷朋彦です。

今日から7月、今年も残すところ半分となりました。鬱陶しい梅雨のじめじめを吹き飛ばして頑張りましょう。

このメールは私と名刺交換していただいた方、「かがや登記測量事務所」
http://to-ki.jp/kagaya/ からお役立ち情報をお申し込みいただいた方に、

身近な事例として登記測量に役立つメッセージをお届けしております。

配信の申込み・変更・解除はこちらです。
http://to-ki.jp/kagaya/info.html

★★★7月[第109回目]の悩み相談宅急便★★★2009.7.1
******「筆界特定制度とは」******

前回は「調査士会」についてお話ししました。
調査士会は、会員である土地家屋調査士の品位を保持したり、業務の改善進歩を図るための指導や連絡に関する事務を行うことを目的とした法人で、土地家屋調査士として業務を行おうとする者は、土地家屋調査士名簿への登録と同時に調査士会に入会することになっていることなどをご紹介しました。

今回は新不動産登記法により新しく導入された「筆界特定制度」についてお話ししましょう。

(「調査士会連合会とは」を配信予定しておりましたが、急遽変更させていただきました。)

問い
──────────────────────────────
筆界特定制度(ひつかいとくていせいど)とは、どのような制度で、いつから始まったのでしょうか?


答え
──────────────────────────────
筆界特定制度とは、土地の所有権の登記名義人などの申請に基づいて、法務局の専門の登記官が必要な調査を行い、外部専門家の意見を参考にしながら、現地の筆界の位置を特定する制度です。

これは、土地の境界をめぐる紛争があった場合、この制度を活用するために法務局に申請すると、筆界特定登記官という専門の登記官や、土地家屋調査士などの外部の専門家が、関係する土地をいろいろ調べて筆界をはっきり(特定)させてくれる制度」ということです。

このように、裁判に頼らずとも隣人同士の境界紛争を早期に解決できる画期的な制度が、平成18年1月20日より施行されました。

また、この制度の代理人として業務を行える資格者はすべての土地家屋調査士が該当することになりました。

さらに詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士にお尋ね下さい。

今回はここまでです。
次回は、筆界特定制度でいう「筆界」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。


-----------------------------------------------------------
私たち土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。
今回のようなご相談は土地建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用下
さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
しております。
どうぞお気軽にご相談下さい。
http://to-ki.jp/kagaya/

【発行所】
あなたの街の登記測量相談センター
専任相談員 土地家屋調査士 加賀谷朋彦
事務所
〒320-0027宇都宮市塙田4丁目6番6号
(東和コンサルタント株式会社内)
TEL028-627-4311 FAX028-627-4447

【発行責任者】 加賀谷朋彦 かがやともひこ
ご意見・ご感想をお待ちしております。
kagaya@to-ki.jp

こちらのホームページも是非ご覧下さい。
http://www16.ocn.ne.jp/~kagaya/

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2009.7.1



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