お役立ち情報
土地や建物に関するトラブルの多くは、当事者がもう少し「土地や建物、境界に関する知識」を持っていれば未然に防ぐことができます。
不動産を守るために必要な役立つ情報を、専門家の立場からわかりやすい表現で提供しています。軽微なトラブルは未然に防ぐことができるよう是非参考にしてください。
無料お役立ちメール
不動産を守るために役立つ情報を、メールで配信しています。
お役立ち情報メール 申し込み・変更・解除
お役立ち情報の配信をご希望の方は、下のボタンを押してください。
(※アドレス変更や、購読解除もできます)
※お役立ち情報の申し込み・変更・解除フォームには暗号化通信(SSL)を採用しております。
お役立ち情報バックナンバー
2021/04/01(木)
土地建物情報宅急便 407 「地籍」
土地建物情報宅急便 407 「地籍」
■■■登記の畠中「土地建物情報宅急便」407 2021. 4. 1 ■■■
土地家屋調査士・行政書士の畠中(はたけなか)です。
いつも本メルマガをお読みいただきありがとうございます。
コロナ禍での2回目のお花見のシーズンとなりました。
事務所付近の後楽園周辺の桜の木はちょうど満開になっており、本来な
ら、後楽園周辺の道路はお花見の人と車でごった返し状態になっている頃
です。
さくらカーニバルは中止になり、屋台もないので、5分の1くらいの人出
しかありませんが、それでもやはり誘惑に負けるのか、ブルーシートを敷
いて宴会をしているグループもちらほらいました。
しかし全国的に第4波が着実に迫りつつあるようですので、決して気を緩
めることなく、今まで通りの習慣づけをして、早く収束に向かうようにし
たいものです。
-----------------------------------------------------------------
このメルマガは建築・不動産関連の方々、お役立ち情報に申し込みされた
方、名刺交換していただいた方に不動産・住宅関連のお役立ち情報及びだ
れにでもわかる登記測量の豆知識を毎月2回(1日、15日)お届けして
おります。
ご愛読いただき、お仕事に、日常の生活にちょっとでも活用していただけ
れば、幸いに思います。
もし、ご不要であれば、こちらから配信解除をお願いします。
http://www.to-ki.jp/hatakenaka/info.asp
★★★★★★★★★★★★★ News ★★★★★★★★★★★★
1.地盤から家づくりを考える「ジバングーハウス」完成−地盤ネット
https://hatakenakato-ki.hatenablog.com/entry/2021/03/18/090127
2.岡山市の県道で擁壁が安定性不足、設計ミスか
https://hatakenakato-ki.hatenablog.com/entry/2021/03/23/090940
3.市民向けウェブセミナーの開始及び第1回開催のご案内
https://hatakenakato-ki.hatenablog.com/entry/2021/03/28/103423
-----------------------------------------------------------------
日々の活動、失敗談、趣味のこと、猫のことも週に2.3回facebook、ブロ
グ(内容は同じです)にも載せていますので、こちらも読んでいただけれ
ば幸いです。
facebook https://www.facebook.com/akio.hatakenaka
ブログ http://hatakenakato-ki.on.omisenomikata.jp/diary
-----------------------------------------------------------------
読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしてお
ります。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆登記・測量のQ&A 第371号
「地籍」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は、「地積」について概要をお話しました。
今回は、「地籍」について概要をお話しします。
問い
------------------------------
土地には「地籍」という情報もあるそうですが、どのようなものなのでし
ょうか?
答え
────────────────────────────────
人に関する情報として「戸籍」があるように、土地についても人の戸籍に
当たる「地籍(ちせき)」があります。
地籍の中身は、一筆ごとの土地の所有者、地番、地目、境界の位置、面積
などです。
地籍の情報は、登記所(法務局)の登記記録や地図に表されていますが、
これらの記録の中には、明治時代の調査記録も多く、情報が正確でないこ
ともあります。
地籍が不正確なままだと、土地の境界トラブルや土地の取引、行政に関わ
る活動に支障をきたすリスクがあります。
このような不正確な地籍を正確な情報に更新するため、主に市町村が主体
となって地籍調査(国土調査)が行われています。
地籍調査が行われると、その成果(地籍簿及び地籍図)は、登記所(法務
局)にも送られ、登記情報や地図が更新され、精度の高い情報に改められ
ることになります。
また、地籍の情報は、固定資産税算出の基礎情報としても活用されます。
地籍の調査は、昭和26年から行われていますが、令和元年度末時点でまだ
約半分の地域で調査が残っています。特に、都市部で進捗率が低くなって
います。
都市部では小さな土地が数多く存在していたり、土地に関する権利関係が
複雑な場合が多く、境界の確認に非常に多くの時間を要するようです。
また、地籍調査の実施に必要な予算や職員の確保が難しくなってきている
のも一因のようです。
これら地籍に関する情報は、国土交通省でホームページを公開しています
ので参考にしてください。
http://www.chiseki.go.jp/
以上、「地籍」について簡単にご紹介しました。
今回はここまでです。
次回は「地積測量図」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
------------------------------------------------------------------
当事務所は登記・測量の無料相談はもちろんのこと、登記・測量が伴わな
ない登記調査・現地調査も行っております。
売買予定地、あるいは建築計画地の要約書・公図・地積測量図等の請求、
登記・現地での問題点の調査、現況平面図の作成も手掛けております。
ぜひご利用いただきたくお願いいたします。
また、隣地所有者から境界確認の立会要請された場合に、いっしょに立会
をしたり、アドバイスを行ったりということもお引き受けいたします。
業務内容は下記をご覧ください。
http://www.to-ki.jp/center/chosashi/gyomu.asp
報酬額の目安は下記をご覧ください。
http://kyoukaisokuryou.sakura.ne.jp/housyumeyasu.html
何かございましたら、何なりとご相談ください。よろしくお願い致します。
┏┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃境界測量・建物登記 畠中登記測量事務所
┗━━━┛土地家屋調査士・行政書士 畠 中 秋 夫
■ E-mail hatakenaka@to-ki.jp
■ URL http://www.to-ki.jp/hatakenaka/
http://kyoukaisokuryou.sakura.ne.jp/
バックナンバーリスト
2022/05/15(日) 土地建物情報宅急便 434 「建物を分割したい時」
2022/05/01(日) 土地建物情報宅急便 433 「建物を取り壊した時」
2022/04/15(金) 土地建物情報宅急便 432 「建物を増築・改築した時」
2022/04/01(金) 土地建物情報宅急便 431 「建物を新築した時」
2022/03/15(火) 土地建物情報宅急便 430 「建物の家屋番号」
2022/03/01(火) 土地建物情報宅急便 429 「敷地権」
2022/02/15(火) 土地建物情報宅急便 428 「区分建物」
2022/02/01(火) 土地建物情報宅急便 427 「主である建物と附属建物」
2022/01/15(土) 土地建物情報宅急便 426 「登記できない建物」
2022/01/01(土) 土地建物情報宅急便 425 「床面積に含まれない部分」
2021/12/15(水) 建物情報宅急便 424 「建物の床面積」
2021/12/01(水) 土地建物情報宅急便 423 「建物の構造」
2021/11/15(月) 土地建物情報宅急便 422 「建物の種類」
2021/11/01(月) 土地建物情報宅急便 421 「住居表示」
2021/10/15(金) 土地建物情報宅急便 420 「法定外公共物」
2021/10/01(金) 土地建物情報宅急便 419 「不完全な位置指定道路」
2021/09/15(水) 土地建物情報宅急便 418 「位置指定道路」
2021/09/01(水) 土地建物情報宅急便 417 「土地の面積の計算方法」
2021/08/15(日) 土地建物情報宅急便 416 「合筆できない土地」
2021/08/01(日) 土地建物情報宅急便 415 「土地合筆登記」
ご相談・お問い合せはこちら
新築登記、分筆測量、地目変更等の不動産(土地・建物)に関するご質問や、測量に関するご質問にお答えします。また、固定資産税を払いすぎているかもしれないとお感じの方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。