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2010/04/01(木)
土地建物情報宅急便 139 「論点整理とは」
土地建物情報宅急便 139「論点整理とは」
■■■ 登記の畠中「土地建物情報宅急便」139 2010. 4. 1 ■■■
土地家屋調査士・行政書士の畠中(はたけなか)です。
毎度ご愛読いただき、ありがとうございます。
今日もぐずついた天気で、家のすぐ近くにある5分咲きの後楽園のさくら
は心なしか元気がないようです。
さて、今日4月1日は「表示登記の日」です。
昭和35年4月1日に不動産登記法の改正があり、いままで台帳(土地・建物)
と登記の二元だったものが一元化になり、土地家屋調査士の業務が台帳申
告から表示に関する登記になった日です。
毎年この日は全国の土地家屋調査士会で「登記無料相談会」が開催されま
す。
岡山では下記の会場で行われていますので、ご相談がある方は、ぜひこの
機会にご相談ください。
http://www.okayama-chousashikai.or.jp/cgi-bin/tboard006/tboard006.cgi
ここしばらく「登記・測量のQ&A」で筆界特定の特集をしていますが、
今年度から、私も筆界特定調査委員に任命され、昨日その仕事第1号の依
頼がきました。
調査委員の名に恥じないよう、きっちりとした仕事をしようと思います。
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【土地家屋調査士 畠中 秋夫 の日記】から
ダブって通知された住居表示1(2010/4/1)
先月建物新築(表題)登記した方から「とんでもないことになってしまっ
て、困っている。どうしたらいいでしょう?」と電話がかかってきました。
続きを読む
http://www.to-ki.jp/hatakenaka/notebook.asp
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方、名刺交換していただいた方に不動産・住宅関連のお役立ち情報及びだ
れにでもわかる登記測量の豆知識を毎月2回(1日、15日)お届けして
おります。
ご愛読いただき、お仕事に、日常の生活にちょっとでも活用していただけ
れば、幸いに思います。
もし、ご不要であれば、こちらから配信解除をお願いします。
http://www.to-ki.jp/hatakenaka/info.asp
★★★★★★★★★★★★★ News ★★★★★★★★★★★★
1.わけあり物件専用ホームページを開始
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20100318
2.岡山県内公示地価18年連続の下落
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20100319
3.リフォーム保険を創設、国交省が商品認可
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20100322
4.「住宅版エコポイントはやわかりガイドブック」完成
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20100330
5.住宅ローン返済困難者に救済措置拡充
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20100331
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読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしてお
ります。
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◆登記・測量のQ&A 第107号
「論点整理とは」
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前回は「現況把握調査」について概要をお話ししました。
現況把握調査は、事前準備調査の中核となるもので、対象土地とその周辺
の土地の現況及び筆界特定に参考となる情報の収集と把握を行うものです。
「基礎資料・調査素図」を参考にしながら現況測量を実施し、現地での立
会、公共座標のデータ等、現地でできるだけ多く情報収集します。
というようなことをご紹介しました。
問い
────────────────────────────────
筆界特定による「論点整理」について教えて下さい。
答え
────────────────────────────────
事前準備調査によって得られた収集資料、現況把握調査の結果、申請人・
関係人からの聴取内容を整理し、筆界に関する論点(争点)を整理します。
現況把握調査の結果、作成した測量図その他の現況を示す図面に申請人等
が主張する筆界の位置を適宜の方法で表示し、図面に集約し、視覚的にも
争点を明確にする作業が必要になります。
論点整理は、申請人等の主張を整理し図面に表示することにより、その後
の特定調査での測量箇所、測量方法、測量費用の概算額の算出など、調査
の方向性を決定づけるものです。
実務上は事前準備調査と同時並行で進められることもあります。
<論点整理の内容>
1、事前準備調査によって得られた収集資料や現況把握調査の結果を1つ
の図面に集約して表す。
2、対象筆界についての従前の経緯について時系列表にまとめる。
3、申請人・関係人から聴取した内容を整理し1の図面や2の表と関連づ
けて表示する。
4、特定調査において測量すべき箇所、測量方法を決定し測量費用の概算
額を算出する。
(参考資料:「筆界特定完全実務ハンドブック」弁護士鈴木仁史著日本法
令)
今回はここまでです。
次回は、「特定調査とは」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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当事務所は登記・測量の無料相談はもちろんのこと、登記・測量が伴わな
い登記調査・現地調査も行っております。
売買予定地の要約書・公図・地積測量図等の請求、登記・現地での問題点
の調査等面倒なことも手掛けております。
また、隣地所有者から境界確認の立会要請された場合に、いっしょに立会
をしたり、アドバイスを行ったりということもお引き受けいたします。
業務内容は下記をご覧ください。
http://www.to-ki.jp/center/chosashi/gyomu.asp
報酬額の目安は下記をご覧ください。
http://www.geocities.jp/woodychosashi/housyumeyasu.html
何かございましたら、何なりとご相談ください。よろしくお願い致します。
┏┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃境界測量・建物登記 畠中登記測量事務所
┗━━━┛土地家屋調査士・行政書士 畠 中 秋 夫
■ E-mail hatakenaka@to-ki.jp
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