お役立ち情報バックナンバー
2008/10/16(木)
登記・測量のQ&A 第071号 「土地家屋調査士とは」
■■■■登記の安養寺 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の安養寺 務(あんようじ つとむ)です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
さて、秋晴れの良い天気が続いています。
現場仕事の身としてはありがたい季節です。気分良く測量が行なえます。
先日、さらに気分良く測量できるようにと、測量器を点検に出しました。
とくに悪い箇所はなかったのですが、点検に出しますと垂直軸や水平軸の
微妙なズレが、整備士の方の腕により修正されて戻ってきます。
おかげで現場での測量器整置時間が短縮でき、作業が益々はかどります。
これから年末にかけては測量依頼の多い時期となります。
バリバリ測量したいと思います。
このメールは私と名刺交換していただいた方、私のホームページからお役
立ち情報をお申し込みいただいた方に、身近な事例として登記測量に役立
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読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしてお
ります。
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◆登記・測量のQ&A 第071号
「土地家屋調査士とは」
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前回は「調査士法人」についてお話ししました。
調査士法人は、土地家屋調査士が共同して設立した法人で、複数の調査士
が知識や経験を共有することで、時代の変化と共に複雑で多様化する業務
に対応できるようになった事などをご紹介しました。
今回は「土地家屋調査士」そのものについてお話ししましょう。
問い
────────────────────────────────
土地家屋調査士は、不動産を取り扱う資格者である事はわかりますが、そ
もそもどんな業務を行っているのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)は、他人の依頼を受けて、土地
や建物といった不動産が、
・どこにあるのか
・どのような形状・面積なのか
・どのような用途に使われているのか
などを調査・測量し、必要な図面や書類を作成し、不動産の表示に関する
登記の申請手続などを行う専門家です。
土地や建物の事を「不動産」と呼びます。
不動産は国民の大切な財産ですので、その取引が安全で円滑に進められる
よう「不動産登記制度」が定められています。
不動産登記制度は、国民の所有する不動産に関する情報を登記簿に載せ、
一般に公開することによって、だれにでもその情報がわかるようにすると
ともに、不動産の取引が安全で円滑に進められるようにする制度です。
不動産登記には、「表示に関する登記」と「権利に関する登記」の2種類
の情報が掲載されています。
■表示に関する登記
「土地や建物がどこにどれぐらいあるのか?」を知ることができる情報、
つまり、土地や建物の位置や面積、用途等を登記簿上に明らかにするもの
で、権利に関する登記の前提となります。
■権利に関する登記
「その土地や建物には、だれがどのような権利をもっているのか?」とい
った、その不動産に係る権利の種類・内容、権利の移転・変更に関する情
報を登記するものです。
上記のうち「表示に関する登記」に必要な業務を行うのが土地家屋調査士
というわけです。
以上、土地家屋調査士について簡単にご紹介しましたが、
もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士に
おたずねください。
今回はここまでです。
次回は、「測量士とは」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
しております。ただし、法務局等の調査が必要な場合は、登記印紙などの
実費は有料となります。(実費はおおむね5千円〜1万円程度です)
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ただし、鳥取市を中心とした鳥取県内に限定させていただきますのでよろ
しくお願いします。
【発行所】
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┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜
┗━━━┛土地家屋調査士 安養寺 務
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