- お役立ち情報
- お役立ち情報バックナンバー
お役立ち情報バックナンバー
2023/03/01(水)
「地積と地籍」
☆☆☆☆「登記・測量のQ&A」☆☆☆☆
土地家屋調査士の高橋昇です。
このメールは私と名刺交換していただいた方、私のホームページからお役立ち情報をお申し込みいただいた方に、身近な事として登記測量に役立つメッセージをお届けしております。
https://to-ki.jp/takahashijimusyo/
配信の申込み、変更、解除はこちらです。
https://to-ki.jp/takahashijimusyo/useful
配信済みのお役に立ちメールにつきましてはホームページの「お役立ち情報」→「お役に立ちメール」→「お役に立ちメールバックナンバー」より確認することが出来ます。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆登記・測量のQ&A 第005号
「地積と地籍」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は「地目」についてお話ししました。
地目は「宅地」や「畑」といった土地の利用状況による区分で、登記簿に記載された地目は、固定資産税の評価や土地の取引価格に影響を与えることがあること。
地目の変更には専門的な知識が必要になるので専門家(土地家屋調査士)に相談した方が良いことなどをお話ししました。
今回は「地積(ちせき)と地籍(ちせき)」についてお話ししましょう。
問い
────────────────────────────────
「地積」は土地の面積であると理解しているのですが、「地籍」とはどんなものなのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
「地積」と「地籍」どちらも「ちせき」と読みますので紛らわしいですね。
まず「地積」とはご存じの通り土地の面積のことです。
土地の登記簿の表題部には、所在、地番、地目と地積が記載されていますが、これらはその土地を特定するための要素となっています。
次に「地籍」ですが、地籍とは一筆ごとの土地の所有者、地番、地目、境界の位置、面積などの情報のことで、「土地に関する戸籍」と言うことができます。
この地籍に関する情報は、主に市町村が主体となって行う地籍調査によって調査されます。そしてその成果(地籍簿及び地籍図)が登記所(法務局)に送られ、登記簿や地図が更新される流れになっています。
その他「地積」や「地籍」についてお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
次回は「公図と地図」を配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
────────────────────────────────
読者の皆さんの声をいただくことが、私にとって何よりの励みです。
どんな些細なことでも結構です。ご意見ご感想など、お便りいただけると本当に嬉しいです。
ご意見・ご感想 e-mail takahashijimusyo@to-ki.jp
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受けしております。
ただし、法務局等の調査が必要な場合は、登記印紙などの実費は有料となります。(実費はおおむね5000円〜10000円程度です)
https://to-ki.jp/takahashijimusyo/
ただし、高崎市を中心とした群馬県内に限定させていただきますので、よろしくお願いいたします。
【発行所】
───────────────────
☆土地を識り、人と社会につくす地識人☆
☆境界測量・土地建物登記の専門家☆
☆土地家屋調査士高橋事務所☆
───────────────────
〒370-0002
群馬県高崎市日高町1319番地1 クラージュ305
TEL 080-4002-6862
FAX 050-3488-8516
e-mail takahashijimusyo@to-ki.jp
土地家屋調査士 高橋昇
あなたの街の登記測量相談センター〈高崎〉
https://to-ki.jp/takahashijimusyo/
バックナンバーリスト
2021/02/17(水) 土地建物のお役に立ち情報 第004号 「親子二世帯住宅の建物登記について」
2021/02/16(火) 土地建物のお役に立ち情報 第003号 「国有地の払い下げ」
2021/02/11(木) 土地建物のお役に立ち情報 第002号 「20年前建てた家は登記できるか」
2021/02/10(水) 土地建物のお役立ち情報 第001号 「現地と公図の形が違う」