• 佐藤清和土地家屋調査士・行政書士事務所 トップページ
  • お役立ち情報バックナンバー

お役立ち情報バックナンバー

2007/04/10(火)

登記・測量のQ&A NO.030「建物を分割する時」

■■■■■登記の佐藤「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■■

こんにちは!
土地家屋調査士・行政書士の佐藤清和です。

ご愛読ありがとうございます。

桜の便りが心弾ませる季節となりましたが、おかげ様でこの度事務所を移転いたしました。
気持ちも新たに所員一同尚一層努力して参る覚悟でございます。何卒、倍旧のご愛顧をいただけますようお願い申し上げます。 

新住所
  〒998−0021
      山形県酒田市旭新町8番36号
      п@0234(23)2150
      Fax 0234(23)3237


このメールは私と名刺交換していただいた方、「あなたの街の登記測量相
談センター庄内窓口」http://to-ki.jp/satou/ からお役立ち情報をお申
し込みいただいた方に、身近な問題として登記測量又、住宅営業等に役立
つメッセージをお届けしております。

配信の申込み・変更・解除はこちらです。
http://to-ki.jp/satou/info.html

読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしております。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆登記・測量のQ&A 第030号
「建物を分割する時」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は「建物を取り壊した時」についてお話ししました。
登記されている建物を完全に取り壊したり焼失した場合には、その所有者は、取り壊した日(焼失した日)から一月以内に、建物の滅失の登記を申請しなければならないことなどをお話ししました。

今回は「建物を分割する時」についてお話ししましょう。

問い
────────────────────────────────
居宅と店舗と倉庫の3棟の建物を一個の建物として登記してある建物を相続することになりましたが、居宅を兄、店舗と倉庫を弟、といった具合に分割して相続したいと考えています。このような場合にはどのような登記が必要になるのでしょうか?

答え
────────────────────────────────
二棟以上の建物が一個の建物として(主たる建物と附属建物として)登記されている場合に、附属建物を独立した別個の建物とする場合には、建物分割登記(たてものぶんかつとうき)を申請します。

参考図:
 

建物の分割の登記は、建物の現状には何らの変更も加えることなく、登記上の一個の建物を数個の建物にする登記で、所有者の意思に基づいて申請することができます(申請義務はありません)。

建物の所有者が死亡し、相続による所有権移転登記の前提として建物分割登記をする場合には、相続人から申請することになります。この場合、相続を証する書面(戸籍謄本や遺産分割協議書など)が必要です。

また、抵当権などの権利が登記されている建物を分割する場合には、共同担保目録が必要な場合もあります。

以上、二棟以上の建物が一個の建物として登記されている建物を、分割して別個の建物とする場合に必要な登記について簡単にご紹介しました。詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。

今回はここまでです。
次回は「建物を合併とは?」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

────────────────────────────────


┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃■┃ビジネスお役立ち情報
┃ ┃【顧客の喜びを伝える】
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 キーワード:
  健康食品は「治る」と言えば言うほど、胡散臭くなる。
 
 解説:
   どんなに優れた効果効能があっても、「凄い」「凄い」と
  がなりたてると、お客は信用しない。
   効果効能を強調するよりも、効果以外で得られた顧客の
  喜びを伝えてみよう。
   たとえば、「この健康食品で、ガンが治ります」というの
  は薬事法違反。
   その代わりに、「母がガンになったとき、御社スタッフ
  のAさんが親身になって対応してくれたおかげで、いまは
  何の心配もなく日々過ごしています」というようにサービ
  ス面を強調することで、ライバルとの差別化ができる。
 

 あなたは、このヒントを今日、どう生かしますか?
 ※知っているかどうかではない。問題は、実践しているかどうかである。

  http://www.kandamasanori.com/
--------------------------------------------------- 
= 神田昌典365日語録  株式会社アルマックより =
---------------------------------------------------


-----------------------------------------------------------

私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。

今回のようなご相談は土地・建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用
下さい。

お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
しております。どうぞお気軽にご相談下さい。
http://to-ki.jp/satou/

ただし、庄内地方を中心に山形県内に限定させていただきますのでよろし
くお願いします。

┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏

┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃ 境界測量・建物登記 佐藤清和事務所 
┗━━━┛ 土地家屋調査士・行政書士 佐藤清和
┏┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
┏┌ 
┏┌ 〒998-0012 山形県酒田市旭新町8-36
┏┌ Tel:0234-23-2150 Fax:0234-23-3237
┏┌ E-mail satou@to-ki.jp
┏┌
┏┌ 【発行所】
┏┌  あなたの街の登記測量相談センター<庄内窓口>
┏┌  http://to-ki.jp/satou/
┏┌  専任相談員 土地家屋調査士 佐藤清和
┏┌


【発行責任者】 佐藤清和 Kiyokazu Satou
ご意見・ご感想お待ちしております:satou@to-ki.jp

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
2007.4.10


バックナンバーリスト

2007/08/24(金) 登記・測量のQ&A NO.039「慣習上の筆界(1)」
2007/08/10(金) 登記・測量のQ&A NO.038「堤防と民有地の境」
2007/07/25(水) 登記・測量のQ&A NO.037「海や川と陸地の境」
2007/07/10(火) 登記・測量のQ&A NO.036「傾斜地の筆界」
2007/06/25(月) 登記・測量のQ&A NO.035「筆界と所有権界」
2007/06/08(金) 登記・測量のQ&A NO.034「国有地の払い下げを受けたとき」
2007/05/25(金) 登記・測量のQ&A NO.033「建物の合体とは?」
2007/05/10(木) 登記・測量のQ&A NO.032「建物の区分とは?」
2007/04/25(水) 登記・測量のQ&A NO.031「建物の合併とは?」
2007/04/10(火) 登記・測量のQ&A NO.030「建物を分割する時」
2007/03/23(金) 登記・測量のQ&A NO.029「建物を取り壊した時」
2007/03/09(金) 登記・測量のQ&A NO.028「建物を増築・改築した時」
2007/02/23(金) 登記・測量のQ&A NO.027「建物を新築した時」
2007/02/09(金) 登記・測量のQ&A NO.026「家屋番号とは?」
2007/01/25(木) 登記・測量のQ&A NO.025「建物の構造とは?」
2007/01/10(水) 登記・測量のQ&A NO.024「建物の種類とは?」
2006/12/25(月) 登記・測量のQ&A NO.023「用途地域って何?」
2006/12/08(金) 登記・測量のQ&A NO.022「敷地権って何?」
2006/11/24(金) 登記・測量のQ&A NO.021「区分建物」
2006/11/10(金) 登記・測量のQ&A NO.020「主たる建物と附属建物」

総数:188件 (全10頁)

前20件 |<< 4 5 6 7 8 9 10 次20件