所長日記(ブログ)
春の流氷 2008/03/31(月) 14:31:09
ようやく春らしい日差しが4〜5日続いた昨日(3月30)の日曜日。所用で外出したその道中のオホーツク海沿岸、沖合に流氷の群れ。 10数年前の5月の連休にも、大群の流氷が着岸したことがあった。
春の日差しと流氷の群れ! 風情があります。
境界シンポジウム 2008/03/11(火) 16:14:59
3月7日、ほっかいどう地図 境界シンポジウム2008の講演を拝聴してきた。
京都大学文学部卒業で、御自身土地家屋調査士で、日本土地家屋調査士会連合会研究所 副所長で、常任理事でおられる藤木政和先生の『地籍情報の流通と地理空間情報』と題しての講演、第2部は『都市部における地籍整備と街区基準点』と題して、国土交通省土地・水資源局 国土調査課企画係長 荒川 豊先生及び、同主査 加川 亮先生の講演があった。
第1部藤木先生の講演は、土地空間情報の活用推進の意義及び、現状の課題、地理空間情報活用推進基本法(NSDI法)の概要等であり、業務に直結するお話ではなかったが、調査士の将来に深く関わるGISあるいはGPSとの組合せによる測位システム等の講話で、途中滋賀県土地家屋調査士会の上田忠勝先生の、境界点の座標成果及び履歴等に関する話があり興味深く聞き入った。
第2部の講話は、私の地域ではすでに国土調査は終わり、地籍整備は終了してDID地区でもなく、街区基準点の設置もなしの状態であるので興味は半減であった。
このシンポジウムは、毎年札幌で今頃の時期開かれ今年で7回目である。
会場 ホテル ライフオート札幌
登記完了 2008/03/06(木) 14:38:21
前回書き込みの建物表題変更・更正がようやく解決し、 登記も完了した。
調査をしていく段階で、色々な問題があった。
所有者の氏名の錯誤、住所の不一致、主たる建物の床面積の
不一致、附属建物の床面積の不一致、増築部分の所有権の証明
、それらを全部証明して完了した。
あと、今回の調査で判明したことは、同一敷地内に既登記建物
が3棟登記(家屋番号〇〇-1、〇〇-2、〇〇-3)されているが
、家屋番号〇〇-3の建物が建物図面と位置的にまるで180°回転
した位置に建っていることが判明した。
その上、敷地が1筆の中に収まっているはずが3筆に渡って建っている。
その内の1筆は隣接地所有者の土地でなんと、建物の2分
の1ほどもはみ出している。
平成8年に建ったその建物は、建築請負業者が方位を180°間違
ったとしか思えないし、それを登記した調査士は、現地の位置
関係を調査・測量しておらず、建築確認申請書の建物の位置図
をそのまま転記しているとしか思えない。又法務局も現地調査
をしていないと思われる。
建物表題変更登記 2008/02/21(木) 15:17:54
60年以上前に、表題部のみ登記された建物の、その後増築(年月日不明)された建物表題変更登記を進めている。
所有者は25年前に死亡し、氏名が登記記載と戸籍記載と読みは一緒だが一文字違う。住所も違う。もちろん相続はされておらず、現在は第三者の所有となってその者が納税しているが、増築前の不動産の表示が課税対象となっている。明らかに増築されているのが分かるのに、課税台帳の表示に変更がないのは行政の怠慢で、その台帳(当時の台帳)の氏名も戸籍の記載と誤りがある。
今回、その第三者からの依頼(前回日記の司法書士からの紹介)だが、以上の状況で登記を完了するには新築登記に比べると、費用が倍に、時間は5倍以上かかりそうだ。すでに調査・測量に5日も時間を使っているがまだかかりそうだ。
名称 2008/02/08(金) 15:13:47
先日、業務上の付き合いのある司法書士から「建物表題変更登記」(ちょっと面倒な物件)についての連絡が入り、”食事をしながら打ち合わせをしよう”とのことで、出かけていった。
その中で、司法書士の名称の変更の話がでてきた。
司法書士会連合会では、司法書士の名称を変更しようとしている動きがあるようだ。たとえば”司法士”と言う様に、候補は何通りかは有るようだ。
我々土地家屋調査士も、登記の専門職としては司法書士と並び、それぞれの登記分野で国民の権利に寄与しているが、知名度は司法書士に比べかなり低い。
昭和25年に土地家屋調査士の制度が出来て、57年。土地家屋調査士の名称こそもう少しスマートで、その名で仕事の内容がある程度理解できる名称に変更できないものか。
ガリンコ号 2008/01/29(火) 14:02:52
平年より11日、昨年より36日早い流氷。
紋別の流氷砕氷船、ガリンコ号と
オホーツクタワーです。
流氷接岸 2008/01/28(月) 15:56:54
1月28日。
流氷接岸4日目です。
オホーツク海
R238(紋別〜沙留街道)
流氷 2008/01/25(金) 15:47:38
平成20年1月25日
オホーツク海・紋別興部海岸
流氷着岸です。
R238号(紋別〜沙留街道)
間一髪 2008/01/24(木) 14:41:22
母の3回忌を、土曜日に執り行う準備をしている。
去年のお盆の墓参りに納骨して、骨箱と、葬儀の時に使用した位牌を焼却して、一握りのお米と、灰を海に流すべく、焼却完了して、半紙にお米と、灰を別々に包み、さらにA4の封筒に入れて車で漁港までいった。
漁港には蓮のは氷が薄く張っていたが、その隙間から釣りを楽しんでいる人々が3〜4人ほどいた。
すると、ほのかに焦げ臭いにおいがしてきた。ハットしてA4の封筒を見たが何ともなく、さらに上から触って見ると暖かい。
「やばい!」と思って、漁港の突端に車を走らせ封筒を持って車外に飛び出した。
「かなり熱い!」
封筒からお米と、灰を包んだ半紙を取り出したら、灰を包んだ方の半紙が、3cm位の大きさで焦げ始めて、今にも燃え出しそうな感じがした。
あわてて沖のほうに向けて放り投げた。その後・・合掌・・
しかし、半紙に包む前に「しばさみ」で灰をかき回して、さらに素手で触って完全に冷えているのを確認して包んだと思っていたけど、危なかった。
間一髪だった。
凍結 2008/01/23(水) 14:06:17
寒い。 今年の冬はとにかく寒い。
紋別事務所も3回目の冬を迎えるが、今年初めて月曜日に、水洗トイレの便器内の水が凍結していた。 パネルヒーターを付けておいても凍結してしまって、解凍するのに2日間かかった。
お湯を入れると便器が割れる恐れがあるので、電気ストーブと灯油ストーブでジワジワ暖めて、ようやく解凍できた。
雪が少なく、除雪は楽でいいがその反面、寒さが一段と厳しい冬だけど間駄々春が遠い・・・・・・・。!