お役立ち情報バックナンバー
2009/07/21(火)
「合筆の場合の地番の付け方」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「合筆の場合の地番の付け方」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
問い
──────────────────────────────
土地を合筆したいと考えていますが、合筆した場合の地番はどのよ
うな決まり事で付けられるのでしょうか。
答え
──────────────────────────────
互いに接する数筆の土地を、一つの土地にまとめることを合筆
(がっぴつ・ごうひつ)と呼びます。
この場合には、合筆前の数筆の土地それぞれに付いていた地番が、
合筆後には一つになります。
今まで何度もお伝えした通り、土地の地番の定め方は法律によって
決められており、自分の好きな番号を付けたりできません。
合筆した土地の地番は、合筆前の首位の地番をもってその地番とし
ます。
例えば、6−2の土地と7番の土地を合筆する場合、首位の地番は
6−2ですので、合筆後の地番は6−2になります。
参考図:
このとき、7番の土地の登記記録は閉鎖され、その地番は特別の事
情がない限り再使用されないことになっています。
尚、合筆の登記には制限事項があります。
互いに接していない土地や、地目が相互に異なる土地、地番区域が
異なる土地同士の合筆登記はできません。
バックナンバーリスト
2010/11/13(土) 「運河用地とは」
2010/10/29(金) 「境内地とは」
2010/10/11(月) 「墓地とは」
2010/09/30(木) 「土地家屋調査士とは」
2010/09/13(月) 「調査士法人とは」
2010/08/24(火) 「公嘱協会とは」
2010/08/09(月) 「調査士会連合会とは」
2010/07/28(水) 「調査士会とは」
2010/07/13(火) 「代位登記とは」
2010/06/27(日) 「嘱託登記とは」
2010/06/14(月) 「職権登記とは」
2010/05/27(木) 「登記所とは」
2010/05/10(月) 「登記官とは」
2010/04/29(木) 「中間地目とは」
2010/04/14(水) 「原野とは」
2010/03/30(火) 「牧場とは」
2010/03/15(月) 「山林とは」
2010/02/27(土) 「池沼とは」
2010/02/11(木) 「鉱泉地とは」
2010/01/29(金) 「塩田とは」