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2009/07/21(火)

「合筆の場合の地番の付け方」

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「合筆の場合の地番の付け方」
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問い
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土地を合筆したいと考えていますが、合筆した場合の地番はどのよ
うな決まり事で付けられるのでしょうか。





答え
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互いに接する数筆の土地を、一つの土地にまとめることを合筆
(がっぴつ・ごうひつ)と呼びます。

この場合には、合筆前の数筆の土地それぞれに付いていた地番が、
合筆後には一つになります。

今まで何度もお伝えした通り、土地の地番の定め方は法律によって
決められており、自分の好きな番号を付けたりできません。

合筆した土地の地番は、合筆前の首位の地番をもってその地番とし
ます。

例えば、6−2の土地と7番の土地を合筆する場合、首位の地番は
6−2ですので、合筆後の地番は6−2になります。


参考図:
 


このとき、7番の土地の登記記録は閉鎖され、その地番は特別の事
情がない限り再使用されないことになっています。

尚、合筆の登記には制限事項があります。
互いに接していない土地や、地目が相互に異なる土地、地番区域が
異なる土地同士の合筆登記はできません。