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2008/11/09(日)

「家屋番号とは?」

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「家屋番号とは?」
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問い
──────────────────────────────
建物の登記簿には「家屋番号」という事項がありますが、この「家
屋番号」とはどういったものなのでしょうか?




答え
──────────────────────────────
家屋番号(かおくばんごう)は、前2回のお役立ち情報に書いた
「建物の種類」や「建物の構造」と同様に、建物を特定するために
登記事項とされており、登記所(登記官)が一個の建物ごとに付け
る番号です。

家屋番号は、通常その建物の敷地の地番と同じ番号が付きます。

参考図1:
 

また、同一の敷地(一筆の土地)に複数の独立した別個の建物があ
るときには、敷地の地番と同じ番号に支号が付きます。

参考図2:
 

さらに、一個の建物が、複数の敷地(二筆以上の土地)にまたがっ
て建っているときには、床面積の多い土地の地番と同一の番号が付
きます。

参考図3:
 

ちなみに、法律(不動産登記規則)では次のように定められていま
す。

----------(引用:ここから)----------
第百十二条  家屋番号は、地番区域ごとに建物の敷地の地番と同
一の番号をもって定めるものとする。ただし、二個以上の建物が一
筆の土地の上に存するとき、一個の建物が二筆以上の土地の上に存
するとき、その他特別の事情があるときは、敷地の地番と同一の番
号に支号を付す方法その他の方法により、これを定めるものとする。
----------(引用:ここまで)----------

以上、家屋番号について簡単にご紹介しました。