お役立ち情報バックナンバー

2012/02/15(水)

登記・測量のQ&A NO.152「都市計画区域とは」

■■■■登記の三坂 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■

土地家屋調査士の三坂 友章(みさかともあき)です。

いつもご愛読いただきありがとうございます。

現場と打合せが重なり、今事務所に戻って来ました。
遅くなりましたが、お役立ち情報をお送りさせていただきます。

このメールは私と名刺交換していただいた方、私のホームページからお役立ち情報をお申し込みいただいた方に、身近な事例として登記測量に役立つメッセージをお届けしております。
http://www.to-ki.jp/misaka/

配信の申込み・変更・解除はこちらです。
http://www.to-ki.jp/misaka/oyakudachi/


読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしております。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆登記・測量のQ&A 第152号
「都市計画区域とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は、「地籍調査」について概要をお話しました。

問い
------------------------------------------------------------------
「都市計画区域」とはどんなものなのでしょうか?

答え
────────────────────────────────
都市計画区域を説明する前に、まず「都市計画」について説明します。

「都市計画」とは、都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための土地利用、都市施設の整備及び市街地開発事業に関する計画のことで、法律(都市計画法)に基づいて定められます。

都市計画は、健康で文化的な都市生活及び機能的な都市活動を確保するために、適正な制限のもとに土地の合理的な利用を図るよう定めるものとされています(都市計画法第2条)。

都市計画区域は、都市計画を実施する区域で、法律に基づき、都道府県が指定します。

都市計画区域として指定される要件としては、次の2つのケースがあります。

(1)市又は一定の要件に該当する町村の中心の市街地を含み、かつ、自然的条件や社会的条件、人口や土地利用といった条件を考え合わせ、一体の都市として総合的に整備・開発し、保全する必要がある区域(都市計画法第5条第1項)

(2)新たに住居都市、工業都市その他の都市として開発し、保全する必要がある区域(都市計画法第5条第2項)

(1)は既に一定規模の市街地が形成されている地域を含めて一体として整備・開発し、保全する場合。(2)は新規に都市を開発する場合です。

都市計画区域が指定されると、整備・開発・保全の方針が定められ、それに即した整備事業や地開発事業が実施されることになります。

また、無秩序な市街化を防止し、計画的な市街化を図るため必要があるときは、区域区分(市街化区域と市街化調整区域との区分)が定められます。

以上、「都市計画区域」についての簡単な説明でした。もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士におたずねください。

今回はここまでです。
次回は「市街化区域とは」を配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

────────────────────────────────

私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。

ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。

お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受けしております。ただし、法務局等の調査が必要な場合は、登記印紙などの実費は有料となります。(実費はおおむね5千円〜1万円程度です)
http://www.to-ki.jp/misaka/

ただし、宝塚市、伊丹市、川西市、尼崎市、西宮市、三田市、猪名川町、池田市に限定させていただきますのでよろしくお願いします。

【発行所】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜 
┗━━━┛三坂登記測量事務所
┃ _______________________
┃|
┃|〒665-0866 兵庫県宝塚市星の荘3番21号
┃|TEL:0797-85-8031 FAX:0797-85-6051
┃|土地家屋調査士 三坂 友章
┃|e-mail misaka@to-ki.jp
┃|
┃|☆あなたの街の登記測量相談センター<宝塚>
┃|http://www.to-ki.jp/misaka/

バックナンバーリスト

2015/09/18(金) 登記・測量のQ&A NO.238「国土調査とは」
2015/09/01(火) 登記・測量のQ&A NO.237「ブルーマップとは」
2015/08/15(土) 登記・測量のQ&A NO.236「住居表示とは」
2015/08/01(土) 登記・測量のQ&A NO.235「用途地域とは」
2015/07/15(水) 登記・測量のQ&A NO.234「位置指定道路とは」
2015/07/01(水) 登記・測量のQ&A NO.233「分譲マンション土地の持分」
2015/06/15(月) 登記・測量のQ&A NO.232「マンション所有者と敷地の権利」
2015/06/01(月) 登記・測量のQ&A NO.231「分譲マンションの敷地はどこまでか」
2015/05/15(金) 登記・測量のQ&A NO.230「二世帯住宅の建物登記」
2015/05/01(金) 登記・測量のQ&A NO.229「仮換地上の建物の登記」
2015/04/15(水) 登記・測量のQ&A NO.228「違反建築物は登記できるか」
2015/04/01(水) 登記・測量のQ&A NO.227「プレハブ建物の登記」
2015/03/15(日) 登記・測量のQ&A NO.226「ビニールハウスは登記できるか」
2015/03/01(日) 登記・測量のQ&A NO.225「新築建物が登記可能になる時点」
2015/02/15(日) 登記・測量のQ&A NO.224「傾斜地がある土地の境界」
2015/02/01(日) 登記・測量のQ&A NO.223「信用できる土地の境界杭」
2015/01/15(木) 登記・測量のQ&A NO.222「買った土地の面積が少ない」
2015/01/01(木) 登記・測量のQ&A NO.221「購入した土地に滅失忘れ建物」
2014/12/15(月) 登記・測量のQ&A NO.220「相続した山林の場所探し」
2014/12/01(月) 登記・測量のQ&A NO.219「20年前に建てた建物の登記」

総数:496件 (全25頁)

 1 2 3 4 >>| 次20件