お役立ち情報バックナンバー

2009/07/01(水)

登記・測量のQ&A NO.089「筆界特定制度とは」

■■■■登記の三坂 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■

土地家屋調査士の三坂 友章(みさかともあき)です。

いつもご愛読いただきありがとうございます。

今日、相続税・贈与税の土地などの評価に用いる平成21年分の路線価図等が公表されました。
私の家の前の路線価は昨年と比較して5千円下がっていました。
みなさんもご覧になってみてはいかがでしょうか?
http://www.rosenka.nta.go.jp/

このメールは私と名刺交換していただいた方、私のホームページからお役立ち情報をお申し込みいただいた方に、身近な事例として登記測量に役立つメッセージをお届けしております。
http://www.to-ki.jp/misaka/

配信の申込み・変更・解除はこちらです。
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読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしております。

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◆登記・測量のQ&A 第089号
「筆界特定制度とは」
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前回は「雑種地」についてお話ししました。
地目の種類は、その利用状況によって区分された23種類が定められていますが、「雑種地」を除く22種類の何れにも該当しない土地が「雑種地」として取り扱われる事などをご紹介しました。

今回からは新不動産登記法により新しく導入された「筆界特定制度」についてお話ししましょう。


問い
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「筆界特定制度(ひつかいとくていせいど)」とは、どのような制度で、いつから始まったのでしょうか?


答え
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筆界特定制度とは、土地の所有権の登記名義人などの申請に基づいて、法務局の専門の登記官が必要な調査を行い、外部専門家の意見を参考にしながら、現地の筆界の位置を特定する制度です。

これは、土地の境界をめぐる紛争があった場合、この制度を活用するために法務局に申請すると、筆界特定登記官という専門の登記官や、土地家屋調査士などの外部の専門家が、関係する土地をいろいろ調べて筆界をはっきり(特定)させてくれる制度」ということです。

このように、裁判に頼らずとも隣人同士の境界紛争を早期に解決できる画期的な制度が、平成18年1月20日より施行されました。

また、この制度の代理人として業務を行える資格者はすべての土地家屋調査士が該当することになりました。

私も先日、代理申請を行いました。

さらに詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士にお尋ね下さい。

今回はここまでです。
次回は、筆界特定制度でいう「筆界」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。

ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。

お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受けしております。ただし、法務局等の調査が必要な場合は、登記印紙などの実費は有料となります。(実費はおおむね5千円〜1万円程度です)
http://www.to-ki.jp/misaka/

ただし、宝塚市、伊丹市、川西市、尼崎市、西宮市、三田市、猪名川町、池田市に限定させていただきますのでよろしくお願いします。

【発行所】
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┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜 
┗━━━┛三坂登記測量事務所
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┃|土地家屋調査士 三坂 友章
┃|e-mail misaka@to-ki.jp
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┃|☆あなたの街の登記測量相談センター<宝塚>
┃|http://www.to-ki.jp/misaka/

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