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2023/04/03(月)
第274回「土地合筆登記」
本 文
■■■■登記の加賀谷「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■
こんにちは!
土地家屋調査士の加賀谷朋彦です。
私ごとですが、今のところ毎晩、我が家のテレビでユーチューブを楽しんでいます。特に音楽番組がほとんどで、昨夜は1975年に流行ったエリック・カルメン の「All By Myself」を色々な歌手が歌うのを聞きましたが、中でもセリーヌ・ディオンのそれは圧巻でした。
余談ですが、イーグルスのホテルカリフォルニアをユーチューブで聴きながら、ギター伴奏を練習しております。
さあ、新しい年度の始まりです。
花粉症にめげず、張り切ってまいりましょう。
このメールは私と名刺交換していただいた方、「かがや登記測量事務 所」
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★★★[第274回]の悩み相談宅急便★★★2023.4.3
***「土地合筆登記」について***
前回は、「地目変更登記」について概要をお話しました。
今回は、「土地合筆登記」について概要をお話しします。
問い
------------------------------
複数の土地を一つの土地にまとめる際に行う土地合筆登記とは、どのようなものなのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
土地と土地との境界を筆界(ひっかい)といいます。
そして、筆界で囲まれたひとつの土地を「一筆の土地」と呼び、それぞれに地番が付けられています。
合筆登記(ごうひつとうき・がっぴつとうき)とは、互いに接する数筆の土地を、一つの土地(一筆の土地)にまとめる登記のことをいいます。
土地合筆のケースとしては次のようなものがあります。
・複数の土地をひとまとめにして売りたい場合
・相続分毎に分割し直すために複数の土地を一旦一つにまとめたい場合
だたし、次のような条件を満たしている必要があります。
・字名が同じ
・地目が同じ
・所有者が同じ
・接続していること
・所有権以外の権利の登記(抵当権等)がないこと
(※抵当権、先取特権、質権に関して、受付番号等が同一の場合は例外的に合筆できます)
合筆登記を申請することができるのは、土地の所有者です。
申請義務はありませんので、その所有者の意思に基づいて申請することができますが、所有者全員(共有者全員)で申請しなければなりません。
一般的な手続の流れは次のようになります。
1.法務局等資料調査
2.現地調査
3.登記申請
合筆登記だけであれば、通常は測量業務は行いません。
合筆登記がなされると、合筆後の土地には合筆前の首位の地番が付き、他方の地番の土地の登記記録は閉鎖され、その地番は特別の事情がない限り再使用されない事になっています。
参考図:
参考図の例の場合、7番の土地の登記記録は閉鎖され、その地番は特別の事情がない限り再使用されないことになります。
以上、「土地合筆登記」について簡単にご紹介しました。詳しくお知りになりたい場合は、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は「合筆できない土地」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
-----------------------------------------------------------
私たち土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記測量の分野で深く関わっております。
今回のようなご相談は土地建物登記の専門家、土地家屋調査士をご活用下
さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
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どうぞお気軽にご相談下さい。
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【発行所】
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専任相談員 土地家屋調査士 加賀谷朋彦事務所
〒320-0027宇都宮市塙田4丁目6番6号
(東和コンサルタント株式会社内)
TEL028-627-4311 FAX028-627-4447
【発行責任者】 加賀谷朋彦 かがやともひこ
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