お役立ち情報
土地や建物に関するトラブルの多くは、当事者がもう少し「土地や建物、境界に関する知識」を持っていれば未然に防ぐことができます。
不動産を守るために必要な役立つ情報を、専門家の立場からわかりやすい表現で提供しています。軽微なトラブルは未然に防ぐことができるよう是非参考にしてください。
無料お役立ちメール
不動産を守るために役立つ情報を、メールで配信しています。
お役立ち情報メール 申し込み・変更・解除
お役立ち情報の配信をご希望の方は、下のボタンを押してください。
(※アドレス変更や、購読解除もできます)
※お役立ち情報の申し込み・変更・解除フォームには暗号化通信(SSL)を採用しております。
お役立ち情報バックナンバー
2008/09/15(月)
土地建物情報宅急便 102 「調査士法人とは」
■■■■ 登記の畠中「土地建物情報宅急便」102 2008. 9.15■■■■
土地家屋調査士・行政書士の畠中(はたけなか)です。
毎度ご愛読いただき、ありがとうございます。
朝晩は涼しくなり、だいぶしのぎ易くなりましたが、皆さんいかがお過ご
しでしょうか?
いろいろな商品の偽装事件が次から次と起きていますが、今度は事故米の
不正流通が起きましたね。もうモラルも何もあったものではありません。
また監督官庁である農水省の検査も検査日を通知するなど、普通では考え
られないようなことを平然として、しかも責任が無いようなことを言って
いるのは言語道断です。
しかし登記を商売にしている私どもにとってはそれ以上にショックだった
のは、下記Newsにも掲載していますが、今日と3日前の登記官の逮捕
です。
岐阜市内の開発にかかわる不正登記で、首謀者の開発業者はもちろんのこ
と、登記・測量をした同業者の調査士、測量士、当時登記所において登記
をした登記官3人も逮捕されるという前代未聞の事件に発展しつつありま
す。
登記官が単に不正登記を見逃したとかいうレベルではなく、不正登記に組
織的に加担した形跡があるようです。それであれば、どんな不正な登記で
も通ってしまいます。
登記を業としている者としては、こういう登記の信用性を失いかねない行
動、特に監督官庁の法務局の登記官が組織的に加担していたとなると、本
当に怒りを感じます。
今後法務局が綱紀粛正を旗印に、何でもない普通の地図訂正・地積更正が
やたら審査期間が長くなり、建築の耐震偽装事件を受けての厳格な改正建
築基準法により多くの建築会社・建築設計事務所が倒産した二の舞になら
ないか危惧するものです。
------------------------------------------------------------------
さて、いつもご案内しています異業種交流会の「バンバンマーケット20
08」が、いよいよ9月28日(日)に開催されます。
http://www.syusei-club.com/
いろいろな楽しいイベントもあるようですので、ぜひご家族・お知り合い
の方とお越しください。
「登記・測量、境界問題相談コーナー」(木工カントリー雑貨のコーナー
併設)でお待ちしております。
http://www.geocities.jp/woodychosashi/banbanmarket2.html
http://www.geocities.jp/woodychosashi/banbanmarket.html
------------------------------------------------------------------
このメルマガは建築・不動産関連の方々、お役立ち情報に申し込みされた
方、名刺交換していただいた方に不動産・住宅関連のお役立ち情報及びだ
れにでもわかる登記測量の豆知識を毎月2回(1日、15日)お届けして
おります。
ご愛読いただき、お仕事に、日常の生活にちょっとでも活用していただけ
れば、幸いに思います。
もし、ご不要であれば、こちらから配信解除をお願いします。
http://www.to-ki.jp/hatakenaka/info.asp
★★★★★★★★★★★★★ News ★★★★★★★★★★★★
1. 農地買収 仮登記で耕作放棄拡大 農水省把握せず
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20080901
2.不動産業界の景気DIが過去最低に 帝国データ
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20080903
3.住宅取得費平均4623万円に、初めて年収の6倍超す
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20080904
4.企業倒産傾向が強まる 3ヵ月連続で前年上回る
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20080908
5.当時の登記官2人逮捕 岐阜の不正登記事件
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20080912
6.開発虚偽登記:法務局の元登記官逮捕 組織的関与か
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=311568&log=20080915
------------------------------------------------------------------
読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしてお
ります。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆登記・測量のQ&A 第070号
「調査士法人とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は「公嘱協会」についてお話ししました。
公嘱協会は、官庁、公署による不動産の表示に関する登記及びこれに必要
な調査・測量を行うために設立された社団法人で、官公署等から依頼を受
けると、社員である土地家屋調査士が業務を行う事などをご紹介しました。
今回は「土地家屋調査士法人(以下「調査士法人」といいます)」につい
てお話ししましょう。
問い
────────────────────────────────
先日「○○調査士法人」という看板を見ました。
「調査士法人」とは、どのような組織なのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
調査士法人(ちょうさしほうじん)は、土地家屋調査士の業務を行うこと
を目的として、土地家屋調査士が共同して設立した法人です。
土地家屋調査士は、以前は個人事務所としてしか業務を行うことができま
せんでしたので、時代の変化と共に多様化し複雑化する業務に対応するに
は限界がありました。
そのような社会のニーズに対応するため、平成14年に法律(土地家屋調
査士法)が改正になり、土地家屋調査士が法人を設立する事ができるよう
になりました。
調査士法人を設立する事で、複数の調査士が知識や経験を共有できますの
で、複雑で多様化する業務に対応できるようになったというわけです。
ちなみに、岡山では岡山支部で1法人、倉敷支部で2法人の合計3法人が
設立されています。
以上、調査士法人について簡単にご紹介しました。
今回はここまでです。
次回は、「土地家屋調査士とは」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
------------------------------------------------------------------
当事務所は登記・測量の無料相談はもちろんのこと、登記・測量が伴わな
い登記調査・現地調査も行っております。
売買予定地の要約書・公図・地積測量図等の請求、登記・現地での問題点
の調査等面倒なことも手掛けております。
また、隣地所有者から境界確認の立会要請された場合に、いっしょに立会
をしたり、アドバイスを行ったりということもお引き受けいたします。
業務内容は下記をご覧ください。
http://www.to-ki.jp/center/chosashi/gyomu.asp
報酬額の目安は下記をご覧ください。
http://www.geocities.jp/woodychosashi/housyumeyasu.html
何かございましたら、何なりとご相談ください。よろしくお願い致します。
┏┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃境界測量・建物登記 畠中登記測量事務所
┗━━━┛土地家屋調査士・行政書士 畠 中 秋 夫
■ E-mail hatakenaka@to-ki.jp
■ URL http://www.to-ki.jp/hatakenaka/
http://www.geocities.jp/woodychosashi/
バックナンバーリスト
2016/07/15(金) 土地建物情報宅急便 291 「表示に関する登記の種類」
2016/07/01(金) 土地建物情報宅急便 290 「表示に関する登記」
2016/06/15(水) 土地建物情報宅急便 289 「登記」
2016/06/01(水) 土地建物情報宅急便 288 「建築協定」
2016/05/15(日) 土地建物情報宅急便 287 「建築確認」
2016/05/01(日) 土地建物情報宅急便 286 「建築限界」
2016/04/15(金) 土地建物情報宅急便 285 「建築制限」
2016/04/01(金) 土地建物情報宅急便 284 「宅地の定義」
2016/03/15(火) 土地建物情報宅急便 283 「農地転用とは」
2016/03/01(火) 土地建物情報宅急便 282 「保留地とは」
2016/02/15(月) 土地建物情報宅急便 281 「仮換地とは」
2016/02/01(月) 土地建物情報宅急便 280 「換地とは」
2016/01/15(金) 土地建物情報宅急便 279 「市街地再開発事業とは」
2016/01/01(金) 土地建物情報宅急便 278 「土地区画整理事業とは」
2015/12/15(火) 土地建物情報宅急便 277 「準都市計画区域とは」
2015/12/01(火) 土地建物情報宅急便 276 「非線引き区域」
2015/11/15(日) 土地建物情報宅急便 275 「市街化調整区域とは」
2015/11/01(日) 土地建物情報宅急便 274 「市街化区域とは」
2015/10/15(木) 土地建物情報宅急便 273 「都市計画区域とは」
2015/10/01(木) 土地建物情報宅急便 272 「地籍調査とは」
ご相談・お問い合せはこちら
新築登記、分筆測量、地目変更等の不動産(土地・建物)に関するご質問や、測量に関するご質問にお答えします。また、固定資産税を払いすぎているかもしれないとお感じの方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。