お役立ち情報バックナンバー
2016/04/12(火)
◆登記・測量のQ&A 2016年第007号
■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の吉野清明です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「農地の慣習上の筆界」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は、「宅地の慣習上の筆界」について概要をお話しました。
今回は、「農地の慣習上の筆界」について概要をお話しします。
問い
------------------------------------------------------------------
農地の慣習上の筆界にはどのようなものがあるのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
農地の慣習上の筆界は、おおむね次の通りです。
(1)高低差のない農地間に畦畔がある場合
落し水がないときは、畦畔の中央。
落し水があるときには、水を落とす側の畦畔尻。
参考図1:
(2)高低差がある農地間に畦畔がある場合
傾斜がおおむね15度以上のときは、畦畔尻。
傾斜がおおむね15度以下のときには、畦畔の中央。
参考図2:
(3)階段畑(田)の場合
傾斜地の法尻。
参考図3:
以上、農地の慣習上の筆界について、代表的な例を簡単にご紹介しました。
実際には、これとは違う場合も数多く存在しますので、詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は「20年前に建てた建物の登記」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
────────────────────────────────
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
【発行所】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜
┗━━━┛土地家屋調査士吉野清明事務所
┃ _______________________
┃|
┃|〒378-0004 群馬県沼田市下久屋町344番地2
┃|TEL 0278-22-9722 FAX 0278-22-9722
┃|土地家屋調査士 吉野 清明
┃|e-mail yoshino-kmht@keh.biglobe.ne.jp
バックナンバーリスト
2019/07/22(月) ◆登記・測量のQ&A 2019年第013号
2019/06/29(土) ◆登記・測量のQ&A 2019年第012号
2019/06/21(金) ◆登記・測量のQ&A 2019年第011号
2019/05/27(月) ◆登記・測量のQ&A 2019年第010号
2019/05/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2019年第009号
2019/04/28(日) ◆登記・測量のQ&A 2019年第008号
2019/04/15(月) ◆登記・測量のQ&A 2019年第007号
2019/03/28(木) ◆登記・測量のQ&A 2019年第006号
2019/03/15(金) ◆登記・測量のQ&A 2019年第005号
2019/03/01(金) ◆登記・測量のQ&A 2019年第004号
2019/02/15(金) ◆登記・測量のQ&A 2019年第003号
2019/01/23(水) ◆登記・測量のQ&A 2019年第002号
2019/01/07(月) ◆登記・測量のQ&A 2019年第001号
2018/12/28(金) ◆登記・測量のQ&A 2018年第024号
2018/12/19(水) ◆登記・測量のQ&A 2018年第023号
2018/11/29(木) ◆登記・測量のQ&A 2018年第022号
2018/11/13(火) ◆登記・測量のQ&A 2018年第021号
2018/10/24(水) ◆登記・測量のQ&A 2018年第020号
2018/10/10(水) ◆登記・測量のQ&A 2018年第019号
2018/09/25(火) ◆登記・測量のQ&A 2018年第018号