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2009/12/10(木)

「畑とは」

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「畑とは」
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問い
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土地の登記記録に記載される地目についておたずねします。
「畑」とはどのような土地を指すのでしょうか?






答え
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土地の登記記録に記載されている地目は、土地をその利用状況によ
って区分したもので、法律によって23種類が定められています。

その法律によると、畑(はたけ)は、
「農耕地で用水を利用しないで耕作する土地」
となっています。(不動産登記事務取扱手続準則 第68条2号)

田の場合と同様に栽培される作物の種類には制限がなく、用水を用
いる「田」以外の農耕地は全て「畑」である、ということができます。
具体的には、下記のような土地を畑として扱います。

・野菜、麦、いも、豆などを栽培する畑
・草花、煙草、綿、芝、牧草などの栽培地
・りんご、梨、桃、ブドウ、みかんなどの果樹の栽培地
・茶葉、養蚕用の桑、植林用の苗木を栽培する土地

その作物を育てるのに、土地を耕したり、肥料を与えたり、除草そ
の他の管理を行う場合で、用水を利用しない事がポイントです。

以上、地目の畑について簡単にご紹介しましたが、
実際には、地目が畑であるかどうかの判断にはかなりの困難を伴う
場合があります。