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お役立ち情報バックナンバー
2014/10/24(金)
登記・測量のQ&A NO.037「海や川と陸地の境」
■■■■お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の久徳慎也です。
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◆登記・測量のQ&A 第037号
「海や川と陸地の境」
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前回は「傾斜地の筆界」についてお話ししました。
一般的な慣習によれば、傾斜地の筆界は法尻であることが多い事、
実際に筆界がどこに来るのかはっきりさせるには、詳しい調査や測量をする必要があり、筆界がどこなのかはっきりしないまま放置しておくと、境界紛争に発展しかねない事などをお話ししました。
今回は「海や川と陸地の境」についてお話ししましょう。
問い
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海や川と陸地との境は、どのように決められるのでしょうか?
答え
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海や河川のように、国が管理している水面のことを「公有水面(こうゆうすいめん)」といいます。
公有水面と陸地との境は、
(1)潮の満ち引きで差の出る水面については、春分、秋分における満潮位
(2)潮の満ち引きのない河川等については、高水位
と定められています。
参考図:
埋め立てなどによって新たに土地ができた場合に、上記のように陸地との境が判断されますが、津波や地震などによって陸地が海没した時などは、これとは違う判断が下される場合もあります。
以上、海や川と陸地の境について簡単にご紹介しました。詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は「堤防と民有地の境」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
バックナンバーリスト
2013/10/03(木) 登記・測量のQ&A NO.003「筆界って何?」
2013/10/03(木) 登記・測量のQ&A NO.002「登記簿には何が書いてあるの?」
2008/08/31(日) 現地と公図の形が違う
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