お役立ち情報バックナンバー
2006/06/15(木)
お役立ち情報宅急便 6月 第2回
■■■■登記の河原 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の河原賢二です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
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│いよいよ田植えの時期となりました。いかがお過ごしでしょうか。これから梅雨本番になります、測量自体が屋外ですので非常にいやな時期がきたなと痛感しております。
当事務所も時代の流れに沿うべくGPS測量機(人工衛星利用)の導入をいたしました。これで5年・10年後の境界復元能力が上がると確信しております。ご期待ください。
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このメールは私と名刺交換していただいた方、私のホームページからお役
立ち情報をお申し込みいただいた方に、身近な事例として登記測量に役立
つメッセージをお届けしております。
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│■標準タイプ
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読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしてお
ります。
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◆登記・測量のQ&A 第016号
「土地の面積はどうやって測るの?」
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前回は「地役権」についてお話ししました。
地役権とは、自分の土地(要役地)にとって都合がいいように他人の土地
(承役地)を利用することができる権利のことで、登記することで、承役
地の所有者が第三者に土地を売却した場合であっても、新しい所有者に地
役権を主張できるようになることなどをお話ししました。
今回は「土地の面積」についてお話ししましょう。
問い
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登記簿に記載されている土地の面積(地積)は、どのようにして測るので
しょうか?
また、土地の面積に関して、注意する点があれば教えてください。
答え
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土地の面積は、まず境界をはっきりさせるための測量を行い、その測量結
果に基づいて計算します。
境界をはっきりさせるための測量は、登記・測量のQ&A 第010号「
境界確定図って何?」で紹介した手順で行います。
面積の計算は、現在は、測量で求めた境界点の座標から、方程式により算
出する、座標面積計算(ざひょうめんせきけいさん)が主流のようですが、
以前は、土地を三角形に区切って、それぞれの三角形の面積を足し合わせ
る、三斜面積計算(さんしゃめんせきけいさん)が主流でした。
参考図1:
さて、今まで単に「面積」と表現してきましたが、土地の面積は、水平投
影面積(すいへいとうえいめんせき)と呼ばれる面積が使われます。
水平投影面積は、傾斜地があっても、水平に置き換えて計算します。つま
り、その土地を真上から見たときの面積ですので、実際の見かけ上の面積
とは違うことに注意してください。
参考図2:
また、土地の面積を実際に測ると、登記簿の面積(地積)と違う場合があ
ります。このような場合には、登記簿を正しい面積に直すことも可能です。
ちなみに、実際に測った面積が大きい場合を縄延び、小さい場合を縄縮み
と呼びます。
その他「土地の面積」についてお知りになりたい場合には、お近くの土地
家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は「建物の床面積はどうやって測るの?」を配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
お電話又はホームページからご連絡いただきますと無料でご相談をお受け
しております。ただし、法務局等の調査が必要な場合は、登記印紙などの
実費は有料となります。(実費はおおむね5千円〜1万円程度です)
http://www.to-ki.jp/kawahara/
ただし、朝倉市、朝倉郡、筑紫野市、筑紫郡、小郡市、三井郡、浮羽郡、
を中心に福岡県内に限定させていただきますのでよろしくお願いします。
【発行所】
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜
┗━━━┛土地家屋調査士河原賢二事務所
http://to-ki.jp/kawahara/
〒838-0061 朝倉市菩提寺488番地の5
Tel:0946-24-2042 Fax:0946-24-2642
【発行責任者】河原賢二 kawahara kenji
お気軽にご相談下さい。kawahara@to-ki.jp
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