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2008/04/01(火)
第80回「慣習上の筆界(1)」
■■■■登記の加賀谷「土地建物の悩み相談Q&A」■■■■
こんにちは!
土地家屋調査士の加賀谷朋彦です。
本日より、新しい年度です。
ここ宇都宮では、今、冷たい雨が降っています。外は雨ですが、気持ちは晴れ晴れと過ごしましょう。
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★★★4月[第80回目]の悩み相談宅急便★★★2008.4.1
******「慣習上の筆界(1)」******
前回は「堤防と民有地の境」についてお話ししました。
堤防に小段(犬走り)がある場合には、その法尻。
堤防に小段(犬走り)が無い場合には、その法尻から約1mの位置。
堤防の法尻に側溝がある場合には、側溝の外側から約0.5mの位置。
でしたね。
今回は「慣習上の筆界(1)」についてお話ししましょう。
問い
──────────────────────────────
慣習上の筆界にはどのようなものがあるのでしょうか?
答え
──────────────────────────────
宅地の慣習上の筆界は、おおむね次の通りです。
(1)接近して家屋が建っている場合
両屋根の庇(ひさし)の中心。
参考図1:
(2)隣接地が空き地の場合
壁面後退規制がない場合は、軒先の先端。
参考図2:
※壁面後退規制とは、建物の密集を防ぐ目的で、建物の壁から境界までの最小限の距離を定めたものです。用途地域が第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域にある土地が対象となっています。
以上、宅地の慣習上の筆界について、2つの例を簡単にご紹介しました。
実際には、様々な条件によりこれとは違う場合も存在しますので、詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
今回はここまでです。
次回は「慣習上の筆界(2)」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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私たち土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、
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専任相談員 土地家屋調査士 加賀谷朋彦
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 2008.4.1
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