お役立ち情報バックナンバー
2011/10/07(金)
◆登記・測量のQ&A 2011年第019号
■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の吉野清明です。
いつもお世話になります。今後とも宜しくお願いいたします。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「堤とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
問い
────────────────────────────────
土地の登記記録に記載される地目についておたずねします。
「堤」とはどのような土地を指すのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
土地の登記記録に記載されている地目は、土地をその利用状況によって区分したもので、法律によって23種類が定められています。
その法律によると、堤(つつみ)は、
「防水のために築造した堤防」
となっています。(不動産登記事務取扱手続準則 第68条18号)
河川敷に築造された堤防は「堤」として取り扱います。
堤防の頂上部分が道路として利用されている場合でも、防水のために作られた堤防であれば、その堤防本来の目的により、全体を「堤」として取り扱います。
また、海岸に築造された防潮堤も「堤」として取り扱うことができます。
ただし、河川の常に水が流れている部分(低水路)と堤防の間の土地(高水敷)は、その利用状況によって地目を定めることになっています。
以上、地目の堤について簡単にご紹介しましたが、
実際には、地目が堤であるかどうかの判断にはかなりの困難を伴う場合があります。
もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士に
おたずねください。
────────────────────────────────
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
【発行所】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜
┗━━━┛土地家屋調査士吉野清明事務所
┃ _______________________
┃|
┃|〒378-0004 群馬県沼田市下久屋町344番地2
┃|TEL 0278-22-9722 FAX 0278-22-9722
┃|土地家屋調査士 吉野 清明
┃|e-mail yoshino-kmht@keh.biglobe.ne.jp
バックナンバーリスト
2017/11/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第021号
2017/10/27(金) ◆登記・測量のQ&A 2017年第020号
2017/10/11(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第019号
2017/09/29(金) ◆登記・測量のQ&A 2017年第018号
2017/09/12(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第017号
2017/08/22(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第016号
2017/08/09(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第015号
2017/07/26(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第014号
2017/07/18(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第013号
2017/06/26(月) ◆登記・測量のQ&A 2017年第012号
2017/06/14(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第011号
2017/05/23(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第010号
2017/05/09(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第009号
2017/04/25(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第008号
2017/04/18(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第007号
2017/04/12(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第006号
2017/03/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第005号
2017/02/28(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第004号
2017/02/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第003号
2017/01/23(月) ◆登記・測量のQ&A 2017年第002号