お役立ち情報バックナンバー
2011/04/26(火)
◆登記・測量のQ&A 2011年第008号
■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の吉野清明です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
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「測量士とは」
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前回は「土地家屋調査士」についてお話ししました。
土地家屋調査士は、他人の依頼を受けて、土地や建物といった不動産の位置や面積、用途等を登記簿上に明らかにする「表示に関する登記」に必要な業務を行う事などをご紹介しました。
今回は「測量士」についてお話ししましょう。
問い
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土地家屋調査士も測量を行うようですが、測量士とはどのような違いがあるのでしょうか?
答え
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土地家屋調査士と測量士(そくりょうし)、どちらも測量を行いますので混同している方も多いようです。
まず測量とは、地面上の点の位置関係を決めるための技術や作業のことをいい、土地を測ったり地図の作成などを行います。
国や公共団体が行う測量業務(基本測量、公共測量)に技術者として従事する場合には、測量士又は測量士補の国家資格が必要です。
測量士及び測量士補の違いについては、「測量法」という法律に次のように書いてあります。
「測量士は、測量に関する計画を作製し、又は実施する。」
「測量士補は、測量士の作製した計画に従い測量に従事する。」
測量士は、国家資格を持った測量の専門家なのです。
次に土地家屋調査士ですが、法律(土地家屋調査士法)によれば、
他人の依頼を受けて、「不動産の表示に関する登記について必要な土地又は家屋に関する調査又は測量」を職業として行うのが土地家屋調査士です。
土地家屋調査士は、土地境界の確認や登記をするための専門家ですので、「登記手続を前提とした測量は土地家屋調査士が行うことになっている」というわけです。
以上、土地家屋調査士と測量士の違いについて簡単にご紹介しましたが、
もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士に
おたずねください。
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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
【発行所】
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┃|土地家屋調査士 吉野清明
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