お役立ち情報バックナンバー
2008/09/13(土)
土地家屋調査士の吉野です。
■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の吉野 清明です。
いつもご愛読いただきありがとうございす。
今回は、地目・畑についてです。建物を新築する場合、親御様の土地にご子息様が家を建てたいので、500u以下で分筆登記をしてほしいという依頼があると思います。そのような時は是非ご相談下さい。宜しくお願いいたします。
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◆登記・測量のQ&A
「畑とは」
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前回は地目の「田」についてお話ししました。
田とは、農耕地で用水を利用して耕作する土地の事で、栽培される作物の種類には制限がないことなどをご紹介しました。
問い
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土地の登記記録に記載される地目についておたずねします。
「畑」とはどのような土地を指すのでしょうか?
答え
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土地の登記記録に記載されている地目は、土地をその利用状況によって区分したもので、法律によって23種類が定められています。
その法律によると、畑(はたけ)は、
「農耕地で用水を利用しないで耕作する土地」
となっています。(不動産登記事務取扱手続準則 第68条2号)
田の場合と同様に栽培される作物の種類には制限がなく、用水を用いる「田」以外の農耕地は全て「畑」である、ということができます。
具体的には、下記のような土地を畑として扱います。
・野菜、麦、いも、豆などを栽培する畑
・草花、煙草、綿、芝、牧草などの栽培地
・りんご、梨、桃、ブドウ、みかんなどの果樹の栽培地
・茶葉、養蚕用の桑、植林用の苗木を栽培する土地
その作物を育てるのに、土地を耕したり、肥料を与えたり、除草その他の管理を行う場合で、用水を利用しない事がポイントです。
以上、地目の畑について簡単にご紹介しましたが、
実際には、地目が畑であるかどうかの判断にはかなりの困難を伴う場合があります。
もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士に
おたずねください。
今回はここまでです。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
【発行所】
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