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お役立ち情報バックナンバー

2010/05/28(金)

◆登記・測量のQ&A 2010年第010号

■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■

土地家屋調査士の吉野清明です。

いつもご愛読いただきありがとうございます。

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「堤防と民有地の境」
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前回は「海や川と陸地の境」についてお話ししました。
潮の満ち引きのある水面は春分、秋分における満潮位、潮の満ち引きのない河川等については、高水位と定められている事などをお話ししました。

今回は「堤防と民有地の境」についてお話ししましょう。


問い
────────────────────────────────
堤防と接している土地の筆界はどこなのでしょうか?


答え
────────────────────────────────
通常は、堤防と接している土地の筆界は下記参考図の通りとされています。

参考図:
 

■ケース1
堤防に小段(犬走り)がある場合には、その法尻。

■ケース2
堤防に小段(犬走り)が無い場合には、その法尻から約1mの位置。

■ケース3
堤防の法尻に側溝がある場合には、側溝の外側から約0.5mの位置。


実際には、様々な条件によりこれとは違う場合も存在します。

以上、堤防と民有地の境について簡単にご紹介しました。詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。

今回はここまでです。
次回は「慣習上の筆界(1)」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

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私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。

ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。

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