お役立ち情報バックナンバー
2025/04/30(水)
◆登記・測量のQ&A 2025年第007号
■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の吉野清明です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしております。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「非線引き区域とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は、「市街化調整区域」について概要をお話しました。
今回は、「非線引き区域」について概要をお話しします。
問い
------------------------------
「非線引き区域」という区域があるそうですが、どんなものなのでしょうか?
答え
───────────────
非線引き区域(ひせんびきくいき)とは、市街化区域でも市街化調整区域でもなく、法律上は「区域区分が定められていない都市計画区域」となっています。
都市計画は、計画的なまちづくりをするための法律(都市計画法)に基づいて定められること、
無秩序な市街化を防止するために市街化を進めていく区域(市街化区域)と、市街化をおさえる区域(市街化調整区域)を区分する「線引き」をすることができることを、前回までの号でご紹介しました。
非線引き区域(ひせんびきくいき)とは、線引きが行われていない都市計画区域をいいます。
非線引き区域は、市街化区域のような制限がない分土地利用の自由度は高いと言えますが、住宅ローン等では市街化区域であることが条件になっている場合もあるようですので注意が必要です。
なお、非線引き区域であっても無制限に土地利用できるわけではありません。詳しくは、お近くの土地家屋調査士にご相談ください。
以上、非線引き区域について簡単にご紹介しました。
今回はここまでです。
次回は「準都市計画区域」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
───────────────
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
【発行所】
┏━━━┓━━━━━━━━━━
┃\_/┃土地を識り、
┗━━━┛人と社会につくす地識人
┃境界測量・土地建物登記の専門家
┃土地家屋調査士吉野清明事務所
┃──────────────
┃〒378-0042
┃群馬県沼田市西倉内町667番地12
┃TEL 0278-25-4095
┃FAX 0278-25-4096
┃土地家屋調査士 吉野清明
┃e-mail yoshino-kmht@keh.biglobe.ne.jp
バックナンバーリスト
2023/04/11(火) ◆登記・測量のQ&A 2023年007号
2023/04/05(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年006号
2023/03/29(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年005号
2023/02/24(金) ◆登記・測量のQ&A 2023年004号
2023/02/15(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年003号
2023/01/25(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年002号
2023/01/04(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年001号
2022/12/29(木) ◆登記・測量のQ&A 2022年024号
2022/12/28(水) ◆登記・測量のQ&A 2022年023号
2022/12/22(木) ◆登記・測量のQ&A 2022年022号
2022/12/19(月) ◆登記・測量のQ&A 2022年021号
2022/12/14(水) ◆登記・測量のQ&A 2022年020号
2022/11/24(木) ◆登記・測量のQ&A 2022年019号
2022/10/24(月) ◆登記・測量のQ&A 2022年018号
2022/10/13(木) ◆登記・測量のQ&A 2022年017号
2022/09/27(火) ◆登記・測量のQ&A 2022年016号
2022/09/21(水) ◆登記・測量のQ&A 2022年015号
2022/08/30(火) ◆登記・測量のQ&A 2022年014号
2022/08/09(火) ◆登記・測量のQ&A 2022年013号
2022/07/05(火) ◆登記・測量のQ&A 2022年012号