• 土地家屋調査士吉野清明事務所 トップページ
  • お役立ち情報バックナンバー

お役立ち情報バックナンバー

2022/04/12(火)

◆登記・測量のQ&A 2022年006号

■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■

土地家屋調査士の吉野清明です。

いつもご愛読いただきありがとうございます。

読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしております。

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「傾斜地の筆界」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は、「所有権界」について概要をお話しました。
今回は、「傾斜地の筆界」について概要をお話しします。


問い
------------------------------
土地と土地の境が傾斜地になっている場合、両者の筆界はどこになるのでしょうか。


答え
───────────────
土地の筆界は、その土地がはじめて登記簿に記載されたときに創設され、その後、分筆や合筆の登記がなされた際に移動します。

ですから、一概には言えないのですが、一般的な慣習によれば、傾斜地部分は上部の土地の一部ということが多いようです。例えば、参考図のような場合には、C点が筆界であることが多いようです。

参考図:
 


しかし、実際に筆界がどこに来るのかはっきりさせるには、公図や地積測量図、その他の調査や測量をする必要があります。

筆界がどこなのかはっきりしないまま放置しておくと、境界紛争に発展しかねませんので、もし、筆界が不明な場合には、お近くの土地家屋調査士にご相談ください。


以上、「傾斜地の筆界」について簡単にご紹介しました。詳しくお知りになりたい場合は、お近くの土地家屋調査士におたずねください。

今回はここまでです。
次回は、「筆界未定地」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

───────────────

私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。

ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。

【発行所】
┏━━━┓━━━━━━━━━━
┃\_/┃土地を識り、
┗━━━┛人と社会につくす地識人
┃境界測量・土地建物登記の専門家
┃土地家屋調査士吉野清明事務所
┃──────────────
┃〒378-0004
┃群馬県沼田市下久屋町344番地2
┃TEL 0278-22-9722
┃FAX 0278-22-9722
┃土地家屋調査士 吉野清明
┃e-mail yoshino-kmht@keh.biglobe.ne.jp

バックナンバーリスト

2023/10/18(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年018号
2023/10/10(火) ◆登記・測量のQ&A 2023年017号
2023/08/31(木) ◆登記・測量のQ&A 2023年016号
2023/08/08(火) ◆登記・測量のQ&A 2023年015号
2023/07/19(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年013号
2023/07/10(月) ◆登記・測量のQ&A 2023年012号
2023/06/19(月) ◆登記・測量のQ&A 2023年011号
2023/05/25(木) ◆登記・測量のQ&A 2023年010号
2023/05/15(月) ◆登記・測量のQ&A 2023年009号
2023/05/08(月) ◆登記・測量のQ&A 2023年008号
2023/04/11(火) ◆登記・測量のQ&A 2023年007号
2023/04/05(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年006号
2023/03/29(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年005号
2023/02/24(金) ◆登記・測量のQ&A 2023年004号
2023/02/15(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年003号
2023/01/25(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年002号
2023/01/04(水) ◆登記・測量のQ&A 2023年001号
2022/12/29(木) ◆登記・測量のQ&A 2022年024号
2022/12/28(水) ◆登記・測量のQ&A 2022年023号
2022/12/22(木) ◆登記・測量のQ&A 2022年022号

総数:381件 (全20頁)

前20件 1 2 3 4 5 >>| 次20件