お役立ち情報バックナンバー
2017/04/12(水)
◆登記・測量のQ&A 2017年第006号
■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の吉野清明です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
読者の皆様からの要望にお答えし「登記・測量のQ&A」をお届けしております。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「市街化区域とは」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は、「都市計画区域」について概要をお話しました。
今回は、「市街化区域」について概要をお話しします。
問い
------------------------------------------------------------------
「市街化区域」とはどんなものなのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
計画的なまちづくりをするための法律(都市計画法)に基づいて都市計画が定められることは、前回ご紹介しました。
都市計画では、まちが無秩序に広がらないようにする必要があるとき、一定のルールに基づいて市街化を進めていく区域(市街化区域)と、市街化をおさえる区域(市街化調整区域)の区分を定めます。
市街化区域(しがいかくいき)は、すでに市街地を形成している区域及び計画的に市街化を図るべき区域です。
市街化区域では、道路や下水道、公園などの整備を行い、計画的に市街化が図られることになります。
また、市街化を進めるために必要な開発行為の対象や農地転用等の手続も変わってきます(具体的な手続きについては、お近くの土地家屋調査士にお問い合わせください)。
さらに、市街化区域は積極的に市街化を図るべき地域とされていますので、宅地以外の土地であっても、周辺の宅地とのつりあいがとれるような課税の制度となっています。
以上、市街化区域について簡単にご紹介しましたが、詳しくお知りになりたい場合は、お近くの土地家屋調査士にご相談ください。
今回はここまでです。
次回は「市街化調整区域」について配信する予定です。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
────────────────────────────────
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
【発行所】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜
┗━━━┛土地家屋調査士吉野清明事務所
┃ _______________________
┃|
┃|〒378-0004 群馬県沼田市下久屋町344番地2
┃|TEL 0278-22-9722 FAX 0278-22-9722
┃|土地家屋調査士 吉野 清明
┃|e-mail yoshino-kmht@keh.biglobe.ne.jp
バックナンバーリスト
2017/11/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第021号
2017/10/27(金) ◆登記・測量のQ&A 2017年第020号
2017/10/11(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第019号
2017/09/29(金) ◆登記・測量のQ&A 2017年第018号
2017/09/12(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第017号
2017/08/22(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第016号
2017/08/09(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第015号
2017/07/26(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第014号
2017/07/18(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第013号
2017/06/26(月) ◆登記・測量のQ&A 2017年第012号
2017/06/14(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第011号
2017/05/23(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第010号
2017/05/09(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第009号
2017/04/25(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第008号
2017/04/18(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第007号
2017/04/12(水) ◆登記・測量のQ&A 2017年第006号
2017/03/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第005号
2017/02/28(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第004号
2017/02/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2017年第003号
2017/01/23(月) ◆登記・測量のQ&A 2017年第002号