お役立ち情報バックナンバー
2014/02/11(火)
◆登記・測量のQ&A 2014年第003号
■■■■登記の吉野 お役立ち情報「登記・測量のQ&A」■■■■
土地家屋調査士の吉野清明です。
いつもご愛読いただきありがとうございます。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「表示に関する登記の種類」
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
前回は、「表示に関する登記」について概要をお話しました。
問い
------------------------------------------------------------------
表示に関する登記には、どんな種類があるのでしょうか?
答え
────────────────────────────────
前回、「表示に関する登記」は、土地・建物(不動産)の物理的な状況をはっきりさせるための登記で、不動産登記簿の「表題部」に記載されることをお伝えしました。
下記参考写真の赤枠内が表題部です。
参考写真:
http://www.to-ki.jp/data/VOL-214.jpg
この表題部を新たに作成したり、記載されている事項を変更したり、更正する(誤りを正しく改める)登記が、表示に関する登記です。
表示に関する登記には、次のような種類があります。
■土地について
表題登記、分筆、合筆、地目変更、地積更正など
■建物について
表題登記、増築、滅失、種類の変更、合併、合体など
なお、表題部には、その不動産の所有者の住所や氏名も記載されますが、
表題登記をした後、まだ権利の登記がなされていない時点で、所有者の住所や氏名を変更・更正する場合も、表示に関する登記になります。
ただし、不動産の売買などによって、所有者や共有者の持分が変更になった場合には、権利に関する登記の手続が必要になります。
以上、表示に関する登記の種類について簡単にご紹介しましたが、詳しくは、お近くの土地家屋調査士におたずねください。
次回は「表題登記とは」についてです。
どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。
────────────────────────────────
私達、土地家屋調査士は市民生活と密接に関係する土地・建物について、登記・測量の分野で深く関わっております。
ご質問、ご相談は、土地家屋調査士事務所をご活用下さい。
【発行所】
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃
┏━━━┓土地を識り、人と社会につくす地識人
┃\_/┃〜境界測量・土地建物登記の専門家〜
┗━━━┛土地家屋調査士吉野清明事務所
┃ _______________________
┃|
┃|〒378-0004 群馬県沼田市下久屋町344番地2
┃|TEL 0278-22-9722 FAX 0278-2-9722
┃|土地家屋調査士 吉野 清明
┃|e-mail yoshino-kmht@keh.biglobe.ne.jp
バックナンバーリスト
2015/05/11(月) ◆登記・測量のQ&A 2015年第009号
2015/04/27(月) ◆登記・測量のQ&A 2015年第008号
2015/04/13(月) ◆登記・測量のQ&A 2015年第007号
2015/03/24(火) ◆登記・測量のQ&A 2015年第006号
2015/03/11(水) ◆登記・測量のQ&A 2015年第005号
2015/02/24(火) ◆登記・測量のQ&A 2015年第004号
2015/02/10(火) ◆登記・測量のQ&A 2015年第003号
2015/01/26(月) ◆登記・測量のQ&A 2015年第002号
2015/01/06(火) ◆登記・測量のQ&A 2015年第001号
2014/12/26(金) ◆登記・測量のQ&A 2014年第024号
2014/12/08(月) ◆登記・測量のQ&A 2014年第023号
2014/11/25(火) ◆登記・測量のQ&A 2014年第022号
2014/11/10(月) ◆登記・測量のQ&A 2014年第021号
2014/10/27(月) ◆登記・測量のQ&A 2014年第020号
2014/10/14(火) ◆登記・測量のQ&A 2014年第019号
2014/09/22(月) ◆登記・測量のQ&A 2014年第018号
2014/09/11(木) ◆登記・測量のQ&A 2014年第017号
2014/08/26(火) ◆登記・測量のQ&A 2014年第016号
2014/08/12(火) ◆登記・測量のQ&A 2014年第015号
2014/07/22(火) ◆登記・測量のQ&A 2014年 第014号